天童市老野森にある手づくり和雑貨のお店「呉服のささき」が、今年も縁起物の置物を天童市内の4中学校に贈呈しました。「一生益々(一升枡々)福々マウスでうまくいくね!」と名付けられた今年の置物は、来年の干支のネズミとその次の干支のウシがあしらわれていて、高校受験の合格祈願や金運アップを祈念してつくられています。
受験合格を祈り、タコをあしらった縁起物「オクトパス(置くとパス)」シリーズを手掛ける天童市の「呉服のささき」が12日、来年の干支「子」(ね)を組み合わせた新作を市に寄贈した。市内4中学校に飾られる。
「志望校から引っ張りだこ」と銘打った第7弾。着物の端切れを再利用したネズミが厄よけの木ヒノキの升の中から顔をのぞかせ、タコが上から気合を掛ける。向かい干支の午(うま)も登場し、縁起の良い3者が「オクトパスで午(うま)くいく子(ね)」とワンチームで受験生を応援する。
贈呈式が市役所であり、山本信治市長はタコに持たせるミニ絵馬に「ファイト」とメッセージを添えた。同店女将の佐々木康子さん(54)は「多幸につながり、良いものに吸い付くため、就活にもどうぞ」と話していた。一回り小さいサイズを3256円で販売している。問合せは023(653)2947。
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