文化庁は、毎年2月13日を「日本遺産の日」にすることを決め、東京都内でイベントを開催するとを発表しました。東京・有楽町のよみうりホールで行われるイベントでは、「日本遺産の日」を記念したシンポジウムのほか、日本遺産認定地域によるPRブースや体験ブースの出展を一定期間開催し、日本遺産の魅力を広く発信することにしています。
天童市を含めた7市町の「山寺が支えた紅花文化」について、2月に「おくのほそ道 天童紅花まつり」のPRを行うのかどうか現段階では分かりませんが、なんらかの観光キャンペーンを実施するかもしれませんね。
文化庁は13日付で、有形・無形の文化財を生かして地域の魅力を発信する「日本遺産」制度をアピールするため、毎年2月13日を「日本遺産の日」にすると発表した「にほん(2)いさん(13)」の語呂合わせで決めた。各地でPRイベントを開き、観光客誘致を進める。
日本遺産は2015年度にスタート。自治体から公募して文化庁が認定する仕組みで、これまでに東京都を除く46都道府県で83件が認定された。本県関係では「出羽三山」「北前船」「サムライゆかりのシルク」「山寺が支えた紅花文化」の4件が認定されている。来年春ごろ公表する20年度新規認定分で目標の約100件に達するため、21年度以降は当面、新たな募集は行わない。
日本遺産の日となる2月13日について、文化庁は「4〜5月の大型連休や夏休みの旅行先を選び始める時期に当たり、宣伝効果が高い」としており、遺産認定地域の観光や地域活性化への効果に期待を込めている。
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