新型コロナウイルス感染症の拡大で、山形県内でも結婚式や懇親会などが軒並み中止になり、米沢牛・天童牛など特産の「総称 山形牛」の需要が落ち込んでいます。そこで、山形県天童市のとんかつ屋「とんかつ三州屋」さんが、開店以来初めてとなる牛肉を使ったメニューを開発し、畜産農家の支援を始めました。
天童市のとんかつ三州屋です。とんかつなど豚肉料理が看板メニューのこの店で、先月末から、開店から40年で初めてという山形牛を使った新メニューが登場しました。価格の下落などで困窮する畜産農家を支援しようという取り組みです。
初めて取り扱う牛肉料理。試行錯誤の上、誕生したのがこちらのステーキ丼です。使われているのは最高級A5ランクの山形牛で、140グラムのステーキが贅沢に敷き詰められています。このステーキ丼、おいしさが口コミで話題となり、多い日で30杯も出る人気となっています。
使われているのはA5ランクの山形牛140グラムです。とんかつ三州屋では今後このステーキ丼を定番メニューにして、定期的に牛肉を仕入れていきたいと話していました。
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