新型コロナウイルス感染症の拡大で休校が続いた子どもたちの激励と、売上が激減した地元菓子店を支援するため、山形県天童市が市内すべての小中学校に手作りのお菓子を贈呈しました。
新型コロナの影響による休校期間を乗り越え、勉強に励む子どもたちを激励しようと、天童市が小中学校に地元のお菓子を贈りました。売り上げが落ち込む菓子店の支援も目的の1つです。
天童中部小学校にプレゼントされたのは、地元の菓子店がつくったスイーツ、児童と教職員分のおよそ740個です。子どもたちを地元のお菓子で激励するとともに、新型コロナの影響で売り上げが落ち込む地元菓子店を応援しようと、天童市が企画しました。市では10の菓子店からおよそ5400個、120万円分のお菓子を買い取り、市内すべての小中学校に配ります。
天童市内の小中学校は今週から授業が再開しました。長い休校期間を乗り越え、勉強に励む子どもたちにとって、うれしい贈り物となりました。
新型コロナウイルスの影響で慣れない生活を送った子どもたちを励まそうと、天童市の菓子店が市内の小中学校にお菓子をプレゼントしました。
お菓子をプレゼントしたのは、天童菓子商工組合に加盟する10の菓子店です。これは3か月臨時休校が続き、慣れない生活でストレスなどを感じている子どもたちを励まそうと企画されたもので、市内すべての小中学校に配るドーナツやまんじゅうなど、およそ5400個のお菓子が用意されました。
きょうは関係者が天童中部小学校を訪れ、代表の児童にお菓子を手渡しました。
プレゼントされたお菓子は、授業が終わったあと児童に配られたということです。
おいしいお菓子で子どもたちを笑顔にしようと、天童市の天童菓子商工組合(後藤雅俊理事長)は27日、小中学校の本格再開日に合わせ、児童や生徒に手作り銘菓をプレゼントした。
新型コロナウイルス感染症によって休校を余儀なくされた子どもたちの激励と、売上が激減した地元菓子店の緊急支援を兼ねて市が企画した。市内の小中学校と特別支援学校の計17校の児童、生徒、職員の計5400人分を対象に、組合に加盟する10店舗が手分けして準備に当たった。
天童中部小(大谷敦司校長)では、菓子司の「大坂屋」と「吉川屋」が大福やゼリー、パイ、ドーナツなどを届け、「自粛で大変な思いをしたと思うけれど、学校が始まったので勉強、遊びと頑張って」と代表の児童に手渡した。受け取った6年の小山田蒼生君と村上未夢さんは「コロナで不安だったけれど、地域の人が応援してくれている。それに応えたい」と笑顔を見せた。
[YTS] 授業再開お菓子で激励 苦境地元店を支援
[TUY] 天童菓子商工組合 全小中学校にお菓子を贈る
[山形新聞] 市内児童生徒に手作り銘菓提供 菓子商工組合
前の日へ... | 今月の見出しへ... | 次の日へ... |