さくらんぼの出来や収穫時期を調べる作柄調査が、5月27日(水)に山形県内で一斉に行われました。今年は春の訪れが早く霜の被害が心配されましたが、現時点では、例年並みの生育状況に落ち着いているようです。調査結果の公表は5月29日(金)に行われます。
露地物のサクランボのシーズンを前に、実の付き方などを調べる作柄調査が、きょう県内一斉に行われました。露地物のサクランボの作柄調査は、村山と置賜の48の園地で一斉に行われました。天童市荒谷(あらや)の園地には、県やJAの担当者が訪れ、佐藤錦の実の付き方や大きさ、病害虫がいないかを確認していました。
県によりますと、今年は霜の被害はほとんどなく、先月下旬の開花の時期に天候に恵まれ生育は安定していますが、園地によって実の付き具合に若干のばらつきがみられるということです。
調査結果をもとにした収穫量や収穫時期の予想は、あさって発表されます。
今年度産サクランボの生育状況などを調べる作柄調査が、きょう県内48の園地で一斉に行われました。主力品種・佐藤錦(さとうにしき)の今年の収穫最盛期は、例年並みの来月下旬と見込まれています。
作柄調査は、佐藤錦と紅秀峰(べにしゅうほう)を対象に、村山・置賜地域の合わせて48の園地で行われました。天童市荒谷(あらや)の園地では、県の担当者らが佐藤錦の3本の木を見てまわり、果実の数や大きさ、それに病害虫の発生がないかなどを念入りにチェックしました。
県によりますと、今年は暖冬と小雪の影響で、予想されていた霜の被害も少なく、先月から今月にかけて気温が高めで安定していたことから、佐藤錦・紅秀峰ともに開花時期は先月下旬で、例年並みとなりました。収穫期も例年並みとされ、佐藤錦は来月20日頃から収穫が始まり、最盛期は来月下旬になりそうだということです。きょうの調査結果は、今月29日に公表されます。
県内のサクランボ園地では、生育状況を調べる作柄調査が一斉に始まりました。新型コロナウイルスの影響がこれから出てきそうです。県では、毎年、サクランボの出来を予想するため、主要産地である村山と置賜地方を対象に48カ所の園地を一斉にまわり、作柄調査を行っています。
ここ天童市荒谷(あらや)の園地では、県やJAの職員が3本の佐藤錦の木で、実の付き具合や病害虫の発生状況などを確認していました。
生育は順調で、収穫期は平年並みの来月下旬を予想しています。しかし、今年は新型コロナの影響で県外からの人出が見込めないため、労働力の確保が大きな課題となっています。
きょうの調査結果は、あさって29日に公表されます。
今シーズンの県産サクランボの予想収穫量の公表に向け、「県さくらんぼ作柄調査委員会」(委員長・佐藤純県農林水産部技術戦略監)は27日、村山、置賜両地域の主産地を調査した。今季は「平年並みの生育が見込まれる」とし、収穫時期は6月下旬ごろ。県は「状況を見てしっかり摘果をしてほしい」とし、この日の調査結果に基づいて予想収穫量と収穫時期を29日に公表する。
委員会は県やJAなどで組織し、毎年同じ園地で指定樹を調査している。この日は調査員約50人が山形、天童、東根、寒河江、南陽など12市町にある園地48カ所で主力品種「佐藤錦」と県奨励品種「紅秀峰」の着果量や肥大状況を調べた。
調査は指定樹の地上1.5メートルと3メートルの高さにある東西南北の枝を対象に、実がなる部分の「花束状短果枝」10本当たりに指先大の果実が幾つあるかを数えた。天童市荒谷の園地では、県職員が「佐藤錦」の着果状況を確認し、手際よく記録していた。
県によると、今年は暖冬少雪の影響で例年より生育が進んだものの、4月の低温で平年並みに落ち着いた。5月に入ってからは天候に恵まれ、着果は順調だという。佐藤技術戦略監は「今後の天候次第だが、収穫時期は6月下旬を見込んでいる」とし、新型コロナウイルスの影響については「しっかり販売できるように、JAなどと協力して販路を確保したい」と話していた。
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