天童市山口小(小沼裕佳理校長)の4年生27人が8日、総合学習の一環で、県の花・紅花の生花を使ったすり染めを体験した。
花を咲かせたこの時季だけの色染め体験。子どもたちは花びらを手に、紅花模様の台紙の上から、力を入れて白布に色素をすり込んだ。布を液体に浸すと紅花模様が黄から赤へと変化。色素の1%とされる貴重な紅色を不思議そうに見つめた。八鍬凪桜(なぎさ)さん(9)と槙優月(ゆづき)さん(9)は「普段目にする赤とは違って、濃くてすごくきれいな色になった」と話した。
同市上貫津の紅花畑で開かれている「おくのほそ道天童紅花まつり」の花を使用。まつり実行委員を務める大山るり子さん(同市山口)が講師を務めた。すり染めは同市干布小(多勢弘子校長)でも行われた。
前の日へ... | 今月の見出しへ... | 次の日へ... |