天童ラ・フランスマラソンの実行委員会が7月15日に開催され、2年ぶりに開催されることが決まりました。新型コロナウイルス感染症の拡大を防ぐため、参加者は東北地方在住の3000人に限定されるほか、ウリだったラ・フランスの食べ放題も中止に。申し込み開始時期や物産展等のイベントなど、詳細についてはこれから決まっていきます。
天童ラ・フランスマラソン公式サイトより
天童市の「天童ラ・フランスマラソン」の実行委員会が15日、市民文化会館で開かれた。本年大会は11月7日の開催を前提に、参加者を東北地方在住3千人に限定するなど新型コロナウイルス感染症対策を踏まえて準備することを決定。感染状況に応じて中止や規模縮小を判断する可能性も残した。
感染症対策として募集対象者の縮小やラ・フランスなど食品の食べ放題を廃止するほか、給水は紙コップで提供、参加賞のラ・フランスを増量、救急係の体制強化などを行う。スタートはブロックごとにする。今後の中止や規模縮小の判断は▽県内の緊急事態宣言の発令やその可能性がある▽医療機関の確保がない―などの場合を基準とした。
毎年恒例の同大会は、全国から約7500人がランナーに集まり、晩秋の天童路を駆ける。昨年は新型コロナウイルスの影響で開催を見送った。この日の実行委には約30人が出席し、会長の山本信治市長は「ランナーやスタッフを含めて大会の安全、安心のためにしっかり対応していきたい」とあいさつした。
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