新型コロナウイルスのワクチン接種について、天童市では8月の集団接種を一時休止することを決めました。これは、7月のワクチン供給量が必要数の半分に確定し、8月以降の供給量も不明瞭なことが理由となっています。このような状況のなか、山形県がもっている「調整枠」の一部が天童市に配分されることが決まりました。
県は28日、新型コロナウイルスワクチンの市町村の接種状況に応じて傾斜配分する「調整枠」に関し、第12クール(8月後半)の調整枠分11箱(約1万3千回分)を鶴岡、東根、天童、酒田の4市に配分する方針を決めた。第11クール(8月前半)に引き続き、他市町村と比べて配分割合が低い4市に配分する。
政府は米ファイザー製のワクチンに関し、8月の配送分を都道府県の裁量で市町村に配分できるようにした。県内の第12クールの調整枠分は政府から26日夜に県に示され、県は鶴岡市4箱、酒田市3箱、天童、東根両市に各2箱それぞれ配分することを決めた。
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