天童夏まつり実行委員会が7月4日に開かれ、今年はコロナ禍以前のように8月8日・9日の2日間で開催することを決定しました。新型コロナの影響でのびのびになってしまっていましたが、今年は節目となる「30回目」の天童夏まつりとして開催され、天童市出身のシンガー・ソングライター山口岩男(やまぐち いわお)さんのライブや、天童市市政施行65周年を記念して打ち上げ花火も予定されています。
天童夏まつりポスター審査会で選ばれた作品
天童市の夏の夜を彩る「第30回天童夏まつり」が、8月8、9日の2日間の日程で開催されることが決まった。新型コロナウイルスの制限緩和を受け、4年ぶりの通常開催となる。同市在住のシンガー・ソングライター山口岩男さんのライブ、ダンスステージ、市制施行65周年を記念した花火打ち上げなど新たな趣向を加え、節目の祭りを盛り上げる。
昨年は日程を1日に集約するなど規模を縮小し、コロナ対策を徹底したうえで3年ぶりに開催した。昨年の出演者数は約650人だったが、今年はコロナ前と同規模の約1600人を見込む。
開場は、福祉のひろば冨士の湯―わくわくランド西側入口の約600メートル区間で、8日はマー^チングや花笠おどりのパレードを繰り広げる。9日は天童花駒おどりや将棋みこしのパレードのほか、本部ステージで山口さんのライブ、わくわくランドステージでダンスイベントを行う。フィナーレでは、市制施行65周年に合わせて舞鶴山山頂から65発の花火を打ち上げる。
露店については、昨年は約20店舗をアンジェリーナ駐車場に集約したが、今年は例年通り、パレード会場東側歩道に約60店舗が出店する。
第30回天童夏まつりのポスターが、「全力で弾ける夏」と題した作品に決まった。新型コロナ禍でため込んだ思いを、出演者たちに爆発させてほしいとの願いが込められている。
審査会がこのほど、天童市のパルテで開かれ、4社から7点が出品された。押野茂まつり実行委員長をはじめとする観光、行政などの関係者7人が、デザインやインパクトといった観点で審査に当たった。
採用されたのはシー・キャド(山形市)の提案で、出演者が躍動する様子を、「全身で叫べ!」のキャッチコピーを添えて表現した。カラフルな色が弾けて混ざり合う様子で、楽しさとにぎやかさも表した。
10~20代のZ世代にも人気がある、ネオンサイン風のデザインに仕上げた同社提案の作品は、うちわのデザインに使用される。
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