天童市内の小中学校に給食を提供している天童市学校給食センターに、炊飯施設と食物アレルギー対応給食調理室を増設する工事の安全祈願祭が7月6日(木)に現地で執り行われました。
天童市学校給食センター炊飯施設と食物アレルギー対応給食調理室の整備工事安全祈願祭が6日、同センターで行われた。来年4月の運用開始を予定している。
同市はこれまで、民間事業者から米飯を仕入れ、市内小中学校の給食で提供してきた。民間事業者の施設老朽化に伴い、炊飯業務が山形広域炊飯施設(山形市)に集約されたことを受け、天童市は独自の炊飯施設整備を計画した。また近年、食物アレルギーのある児童生徒が増えていることから、専用調理室も併設する。
新施設は、同センター西側に渡り廊下でつなぐ形で整備する。鉄骨平屋で建築面積約270平方メートル。米飯用食缶洗浄のため、既存の洗浄室棟の増築も併せて行う。施設整備の事業費は約3億5千万円。
祈願祭には市や工事関係者約30人が出席した。神事に続き、発注者の山本信治市長が「子どもたちに温かくておいしいご飯を提供し、食物アレルギーにもしっかりと対応できるようになる。立派な施設が完成することを願っている」とあいさつした。
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