平成鍋合戦 > 第5回 > 会場レポート 開幕直後(更新 2000.1.20) |
<第5回平成鍋合戦の会場レポート> (1) 開幕直前 / (2) 開幕直後 / (3) 各陣営の様子 / (4)各種イベント / (5)表彰式 |
鍋奉行の合図「いざ出陣!」で戦いが始まると、お客さんたちは猛烈にダッシュ! しかも、いつもの年よりお客さんの数が多いので、会場は大混乱。転んでしまう子どもがあちらこちらで見受けられました。鍋合戦はこれまで毎年雪に見舞われていて、寒いなか熱い鍋をほおばるという状況が続いていました。しかし今年はとても天気が良く、これまでで最も多くの人出があるというのが一目瞭然で分かるぐらいでした。 |
いざ出陣! |
開幕直後の混雑の様子 |
そのぐらいたくさんの人出があったため「目当ての鍋を手に入れることができたけど食べる場所がない」とか「前にも後ろにも進めない」なんていう状況が、開幕から30分ぐらい続きました。今年はとても天気が良かったということと、昨年、鍋合戦の様子が東北一円でテレビ放送されたということから、かなり浸透してきたようでした。おかげで、鍋の写真を撮るのがこれまでで最も大変でした...。 |
事前の予想どおり、「庄内どんがら汁」には長い行列ができました。これは地域の特性が影響しているように思います。「どんがら汁」は日本海に面している庄内地方の郷土料理で、天童周辺の村山地方ではなかなか味わうことができません。村山地方で、庄内地方の「どんがら汁」にあたるモノといえば「いも煮」になるでしょうか? |
酒田商工会議所のテントの中 |
天童商工会議所のテントの中 |
もし平成鍋合戦が庄内地方で開催されていれば、結果はまるっきり逆で、山形のいも煮や天童の天童織田藩大八鍋が優勝するのかもしれません。まずは「庄内どんがら汁」を食べ終て、そのあとに他の鍋料理に並ぶという様子があちこちで見受けられます。 天童市国際交流協会や山形県国際交流協会などが提供している外国の鍋料理は「ココでしか食べられませんよ!」ということを強調してPRしていました。その成果もあってか「庄内どんがら汁」や「米沢牛とろべこ汁」といった鍋を食べたあとに並ぶ人たちで、外国の鍋料理にも行列ができていました。なかでも「中国海鮮鍋」と「ルイズ・スープ」は特に人気があったようです。どちらの鍋も昨年から参加しているということと、「ルイズ・スープ」を料理しているルイズさんが天童市内の小中学校で英語を教えているので知名度があったということかもしれません。 |
ルイズ・スープ |
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