天童のニュース(平成12年10月・第2週)In English
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2000年10月15日(日) 初めての天童市産業展が開催
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[ 天童市産業展 ]

10月14日(土)と10月15日(日)の2日間、第1回天童市産業展「INDEX TENDO」が天童市スポーツセンターで開催されました。これは天童商工会議所と山形県将棋駒協同組合が主催したイベントで、伝統産業の天童将棋駒と現在の天童の産業について市民に広く知ってもらうためにおこなわれたものです。会場では工業品や食品など天童にある事業所が自慢の製品を紹介し、実際にその場で購入することもできるようにされていました。音響メーカーの東北パイオニア(http://www.pioneer.co.jp/)は自発光型次世代ディスプレーの有機EL(electro-luminescence)を展示していましたが、これは先日ノーベル化学賞を受賞した筑波大学名誉教授の白川秀樹(しらかわ・ひでき)氏の開発した技術がベースになっているそうです。書き駒や彫り駒・彫り埋め駒など、天童といえば誰もが思い浮かべる将棋駒についての展示や販売もおこなわれました。

 産業展では展示の他にもスタンプラリーがおこなわれたり、屋外では天童の特産品を使った飲食コーナーなども設けられました。10月14日(土)にはイベントの様子が山形放送のラジオ番組でも紹介され、両日合わせてたくさんの人たちで賑わいました。

(関連ページ)
▼天童市スポーツセンターの場所(天童市の地図)
http://www.ikechang.com/map_u2.htm
▼天童市産業展での出展企業など(天童商工会議所公式サイト)
http://www.tendocci.com/kakuka/t-sangyou.htm

2000年10月14日(土) 特産品ラ・フランスの収穫が始まる
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[ ラ・フランス ]

 天童の特産物の1つ「ラ・フランス」の収穫が10月14日から天童市内で一斉に始まりました。ラ・フランスは西洋なしの一種で、フランスのクロード・ブランシュ氏が発見した品種です。1903年(明治36年)に静岡県興津の農商務省農事試験場園芸試験地へ日本で初めて導入され、現在は、天童市が全国での生産量第一位になっています。

 ラ・フランスが他の果物と違う最大の特徴は、収穫してすぐには食べることができないということです。収穫されたラ・フランスは、ほとんどがJAてんどう(http://www.jatendo.or.jp/)の巨大な冷蔵庫に搬入されます。2週間ゆっくりと寝かされることを2回繰り返すと、あの柔らかくとろけるようなラ・フランスに生まれ変わります。見た目はゴツゴツしていてちょっと悪いかもしれませんが、味はとてもまろやかで日本のなしとはまた違った味わいがあります。

(関連ページ)
▼ラ・フランスの説明(山形県公式サイト)
http://www.pref.yamagata.jp/ns/tokusan/nsts03.html
▼天童の観光果樹園
http://www.ikechang.com/fruits0.htm

2000年10月13日(金) 山形−東京便の上半期利用率は61.2%
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 山形県は平成12年1月から9月までの山形空港の利用状況を発表しました。全日空が運行する山形−東京便は前年同期と比べると6万人減少し、6万人の利用しかありませんでした。利用率は61.2%で、複数便化の目標となる70%には相変わらず遠い道のりになっています。

 山形空港の利用数は、山形−東京便に限らず山形−大阪便も減少しています。前年よりも利用者数が増加したのは庄内空港−東京便だけで、相変わらず景気が悪いのかなと思わされる結果となりました。

(関連ページ)
▼山形−東京便だけのお得なサービス
http://www.ikechang.com/ana_sp1.htm

2000年10月12日(木)
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2000年10月11日(水) 市町村合併問題に住民投票導入を検討
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 自治省の審議会の1つである「地方制度調査会」の総会が東京都内でおこなわれ、地方自治制度改革の答申案が提出されました。この答申案は10月19日(木)までにまとめられたあと森首相に答申され、市町村合併特例法などが答申に基づいて改正されます。

 答申案では、吉野川可動堰や原子力発電所などの問題に際して各地でおこなわれている住民投票制度について触れ「市町村合併は地方自治体の存立に関わる問題であり、住民の意思を問うのにふさわしい」として、住民投票制度の導入が望ましいと提言しました。しかしながら、全国町村会長で福岡県添田町長の山本文男氏が「市町村合併はあくまでも地域の自主性を重んじるべきで、住民投票の制度化は合併の押しつけにつながる」と反対したため、一部修正することになりました。

 また、東京都の石原都知事が提案して物議を醸(かも)した外形標準課税についても、早期導入を図って財源を確保することが望ましいと提言しています。法人事業税に対する外形標準課税を導入することによって地方税の財源を増やし、国から地方へ支出するお金を少なくしようとする意図があるものと思われます。

(関連ページ)
▼地方制度調査会(自治省公式サイト)
http://www.mha.go.jp/singi.html
▼地方自治体から見た外形標準課税の必要性(静岡県公式サイト)
http://www.pref.shizuoka.jp/soumu/sm-05/gaikei.htm
▼地方制度調査会「市町村の合併に関する答申」(素案)の概要
http://www.mha.go.jp/news/980410.html
▼吉野川第十堰特集(徳島新聞社)
http://www.topics.or.jp/daijyuzeki/

2000年10月10日(火) 市町村合併は自民党が選挙で勝つために必要?
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 ここ最近になって、国でもあれこれ手を尽くして市町村合併を推し進めようとしていますが、その理由は国の財政事情によるものだけではなく、実は政治的な理由もあるようです。

 平成12年6月におこなわれた総選挙で、自民党は都市部を中心に惨敗してしまいました。これは都市部で自民党離れが起きていることを表しているわけですが、その理由として次のような意見があるためのようです。

  • 都市と地方では国の対応に格差がある
  • 都市部であげた税収を地方に配分しているのはおかしい
  • 都市の税収は都市で使われるべき

 自民党が都市部で勝つためには、地方優遇の政策を改め、都市部にどのような恩恵があるのかどうかを具体的に示す必要が出てきました。また、国は財政難が続いているため、できるだけ地方にお金を出したくないという状況にあります。この両者の意見が一致して、ここ最近、市町村合併が声高に叫ばれるような状況になってきたというのがもう1つの理由(ウラの理由)のようです。

 市町村合併に際しては、地域住民の意志が大前提にならなければいけません。国だけが勝手にどんどん話を推し進めている状況に流されてしまうのか、それともきちんと自己主張するのか、市町村それぞれの置かれている立場によってこれから様々な結果が出てくるかもしれません。


2000年10月9日(月)
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