サッカーJリーグ2部第10節、モンテディオ山形は神奈川県川崎市にある等々力陸上競技場(とどろき)で川崎フロンターレと対戦しました。前半は互角の試合展開となりましたが、後半すぐにゴールキーパーが退場となり、ペナルティキックで得点された後は試合をひっくり返すことができませんでした。順位はかわらず12チーム中、第10位となっています。
モンテディオ山形 2勝4分け5敗 (勝ち点9→9) |
0−3 後半3分 / ベンチーニョ【川崎】 後半27分 / 伊藤優津樹【川崎】 後半35分 / 今野 章【川崎】 |
川崎フロンターレ 5勝3分け2敗 (勝ち点15→18) |
次回の第11節は4月24日(水)に天童市の山形県総合運動公園で現在11位の横浜FCと対戦します。
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- ■モンテディオ山形
- http://www.montedio.or.jp/
- ■川崎フロンターレ
- http://www.frontale.co.jp/
山形県天童市の春の風物詩「人間将棋」が開催されました。マンネリ化が指摘されているこのイベント、ここ数年は次々と新しい取り組みが企画され、今年は市民参加型のおまつりを目指して準備が進められてきました。一番の違いは対局時間の短縮化で、これまで90分程度おこなっていた「人間将棋」の対局を60分に短くし、スピーディーな展開を目指しました。また、将棋駒の駒武者を地元の高校生が演じたり、親子ウォーキング大会や将棋ドミノ大会などもタイアップ企画としておこなわれました。
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- ■人間将棋
- http://www.ikechang.com/chess/
天童市教育委員長を務める武田良一(たけだ・りょういち)さんが、市報「てんどう」に連載した子育てのコラムを取りまとめ、1冊の本を出版しました。「子どもは家庭の宝 地域の未来」と題されたこの本は、長年中学教師を務めた武田さんがその経験をもとに1996年4月から2000年3月まで書きつづった「子供は未来からの留学生」をまとめたもので、全編にわたって子どもと大人のつきあい方や少年による凶悪事件などについて独自の提案をしています。2000部印刷されたこの本は、天童市内の書店で1000円で配布されますが、多くの人たちに読んでもらいたいということから、この4月に幼稚園や保育園、小学校に入った子どもの家庭に無料でプレゼントしました。
天童市西部の寺津地区(てらづ)にある「天童最上川温泉ゆぴあ」が、4月17日でオープン5周年目を迎えました。開館当時からの人気は健在で、現在でも1日あたり1900人ぐらいの人たちが利用していて、1997年(平成9年)の4月17日にオープンしてから今年の4月16日までの利用者数は合計327万4853人を数えます。これを記念して、4月27日(土)には「ふれあい健康フェスティバル」が開催されます。イベントでは温泉療法医の片桐進さんによる健康講話、舞鶴山の東側に和太鼓開館をオープンした龍連山(りゅうれんざん)による祝い太鼓、大抽選会などがおこなわれます。また、この日入浴した人たちには平日無料入浴券がプレゼントされますので、まだ足を運んだことがない方はぜひ一度行ってみてください。
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- ■天童最上川温泉ゆぴあ
- http://www.ikechang.com/navi42.htm
山形県は、山形空港の滑走路の延長工事を国に対して要望しないことにしました。これは山形県議会運営委員会で報告されたもので、当初は2003年度からはじまる国の第8次空港整備計画に対して要望する予定でした。
山形空港の滑走路は現在2000メートルありますが、これを2500メートルへ延長すると大型ジャンボ機の離着陸ができたり冬の間の欠航便が減ったりするというメリットがあります。しかし、2001年度に山形県が独自におこなった事業評価調査によれば、230億円程度の総事業費が必要とされるものの、滑走路延長が必要とされる1路線あたり50万人の利用者は見込まれないことから、お金をかけるだけのメリットが見いだせないという結論に達しました。今回の要望見送りは、この結果を受けての決断となります。
今後は山形−東京便に小型機を就航させて複数便化したり、新しい路線を開拓して山形空港の活性化を模索して行くそうです。
- (関連ページ)
- ■山形県
- http://www.pref.yamagata.jp/
- ■第7次空港整備計画(国土交通省)
- http://www.mlit.go.jp/koku/kusei/kuko23_.htm
柴田洋雄・山形大学人文学部教授が代表を務める「山形道づくり評価研究会」がおこなったアンケートによると、高速道路があることによって生活が豊かになったと応える人がとても多かったそうです。アンケートの回答については次のとおりですが、この結果には疑問を持たざるを得ません。
旅行・レクリエーションなどに気軽に行ける | 22.0% |
複数のルートが確保されていることは大きな安心 | 19.1% |
遠くに出かけていても、その日のうちに家に帰れるという安心感 | 17.0% |
買い物など、都会にいつでもすぐに行ける | 9.7% |
何かあったときでも、すぐに駆けつけられるという安心感 | 9.4% |
高速道路があることで地域のステータスがあがる | 5.8% |
急病人が出ても大きな病院まですぐに搬送できるから | 5.1% |
自宅からマイカーや高速バスで通勤・通学ができるという安心感 | 4.7% |
高速道路は豪雪などの異常気象に強いから | 4.0% |
高速道路は自信などの災害に強いから | 1.8% |
何かあった時でも、すぐに来てもらえるという安心感 | 1.4% |
ここで問題なのは、調査対象がたった198人しかないということと、それらの人たちが高速道路を比較的利用している人だということです。「道路をつくることはこんなにもいいことなんだ」「高速道路は絶対に必要なんだ」ということをPRするために、結果ありきでおこなったようなアンケートと思えて仕方がありません。山形自動車道を見てみても、東北自動車道の村田ジャンクションから山形北インターチェンジまでの区間は明らかに黒字区間ですが、それ以北の庄内地方までの区間は車の数がとてもまばらです。高速道路を造るなとはいいませんが、莫大な税金が投入されることですから、きちんと採算性を考慮して建設に踏み切って欲しいと思います。
- (関連ページ)
- ■山形自動車道の整備効果(日本道路公団山形工事事務所)
- http://www.jhri.jhnet.go.jp/yamagata/change/main2.html
天童市の北となりにある東根市は、「市報しがしね」4月15日号の別冊として広域合併特集号「市町村合併について考えてみませんか」を作成しました。東根市は5月に住民6000人を対象にした合併アンケートを実施する計画で、今回の冊子はその際の参考になればと配布されるようです。1月におこなわれた天童市の住民アンケートでは、結果として合併反対が合併反対を上回りましたが、合併に賛成する人たちの半分が山形市よりも東根市との合併を望んでいる姿が明らかになりました。アンケート結果によっては、東根市が天童市に対して合併のアプローチを正式にしてくることになるかもしれません。
- (関連ページ)
- ■東根市役所
- http://www.city.higashine.yamagata.jp/