登山シーズンの幕開けを告げる「面白山(おもしろやま)夏山開き」が天童高原キャンプ場で6月8日に開催されました。式典には遠藤登(えんどう・のぼる)天童市長や青柳仁士(あおやぎ・ひとし)天童市議会議長をはじめとして、地元の田麦野地区(たむぎの)の小学生や天童高原を管理している天童市牧野公社が参加しました。キャンプ場の近くには「締め掛けの松」と呼ばれる樹齢500年ほどの松の大木があり、地元の人たちや牧野公社の人たちがつくったしめ縄が飾られました。
天童高原から登ることができる面白山(おもしろやま)は東根市と山形市、仙台市の境界に位置する標高1264メートルの山です。キャンプ場からはゆっくりゆっくり歩いても片道2時間、往復で4時間の距離にあり、登山道も整備されているため、子どもと一緒でも登ることができる山です。キャンプ場に泊まって登山も体験する、っていう休日の過ごし方はいかがでしょうか?
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- ■面白山の位置(Mapion)
- http://www.mapion.co.jp/c/f?el=140/31/34.236&scl=250000&pnf=1&uc=1&grp=all&nl=38/20/32.454&size=500,500
- ■ある登山者によるガイド
- http://www.sougen.net/omoshiroyama.htm
第12回天童夏まつり実行委員会が6月7日に天童ターミナルビル「パルテ」でおこなわれ、今年も例年どおり8月8日〜8月9日に開催されることが決定しました。内容もこれまで同様で、8月8日(木)には小中学生のマーチングパレードと天童花笠おどりパレード、8月9日(金)には天童花駒おどりパレードと将棋みこしパレードが開催されます。
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- ■天童夏まつり
- http://www.ikechang.com/summer/
新しい観光拠点として天童温泉の南側で整備が進められている鍬ノ町(くわのまち)では、物産施設として出店している「ゆとりプラザヤマコー」が土地と建物の一部を買い取るよう天童市に求めています。これについてこれまで検討を重ねてきた天童市では、買い取りすることは難しいという結論に達しました。とても自前で買い取れるだけの予算がない天童市は、補助事業「中心市街地等商店街リノベーション事業」が使えないかどうか経済産業省と協議を続けてきましたが、「ゆとりプラザヤマコー」がオープンしてから2年しか経っていないことなどから今年度の事業に採択される可能性はゼロに等しく、今後も見通しは厳しいという回答をもらったようです。今後は天童商工会議所など経済界の協力を求めていくそうですが、八方ふさがりの鍬ノ町開発は、そろそろ根本的に見直すべき時期に来ているのではないでしょうか?
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- ■中心市街地等商店街リノベーション事業(北海道経済産業局)
- http://www.hkd.meti.go.jp/hokib/hojyokin/shopvtn.htm
- ■ヤマコー、わくわくランドの施設買取りを天童市に要望(天童のニュース:平成14年2月・第4週)
- http://www.ikechang.com/news/2002/ne0202j4.htm#020221
天童市西部の蔵増地区には、国指定史跡・西沼田遺跡(にしぬまた・いせき)があります。西沼田遺跡は5世紀から7世紀の木製品などがほぼ原型のまま出土している日本でも珍しい遺跡で、聖徳太子がいたころの東北地方の農村の様子を知るうえで非常に重要な遺跡として1987年(昭和62年)1月に国指定の史跡となりました。天童市は、5カ年計画で当時の民家や倉庫などを復元したり広場や案内施設を設置したりして、見学するだけではなく体験できるような場所として整備する方針です。周りには当時の植生とおなじようにブナやハンノキなどを植えて、全体として当時の雰囲気を体感してもらいます。
西沼田遺跡は開通間近になった東北中央自動車道の天童インターチェンジそばにあって、車で5分ぐらいのところには連日大にぎわいの「天童最上川温泉ゆぴあ」があります。案内施設は2006年度(平成18年度)に建設する予定ですが、これが完成すれば、天童市の西部に一大観光拠点が誕生することになるでしょう。現在もめにもめている天童温泉南側の鍬ノ町(くわのまち)より期待できるかも...?
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- ■西沼田遺跡の場所
- http://www.ikechang.com/map_d1.htm
- ■天童市、西沼田遺跡の整備構想に着手(天童のニュース:平成13年5月・第3週)
- http://www.ikechang.com/news/2001/ne0105j3.htm#010519
5月27日におこなわれた中国・瓦房店市(がぼてんし)との友好都市締結を記念して、天童市は小中学校の学校給食に中華料理の特別メニューを出しました。献立はジャージャーめん、エビ餃子、クラゲの酢の物などで、ジャージャーめんの肉味噌も中国風のものを使ったり、クラゲも味付けされたものではなく塩抜きクラゲを使ったりして、できるだけ本場の味に近づけようとしています。特別給食だからといって1食あたりにかけられるお金はそれほど変わらないと思いますので、給食のメニューを考える栄養士さんはきっと大変でしょうね。
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- ■瓦房店市との友好都市締結へ向けて天童市訪問団が出発(天童のニュース:平成14年5月・第4週)
- http://www.ikechang.com/news/2002/ne0205j4.htm#020524