9月16日に開通を控えた東北中央自動車道の開通記念イベントが、天童インターチェンジ(IC)や山形中央ICでおこなわれました。開会セレモニーに引き続き、開通前の高速道路を使った記念のランニング大会やサイクリング大会がおこなわれ、午前8時スタートのランニングには県内外からおよそ500人が参加しました。しかし、この日は地域によって運動会があったりおまつりがあったりしたためなのか、サイクリングにはあんまり子どもの参加がないように思いました。でも、そのぶん大人の人たちの参加は結構ありましたし、東根ICから山形・上山ICまで制覇しようというようなロードレーサー・タイプに乗った人たちを多数見かけました。道路上には沿線の役所の職員がところどころ待機していましたが、暑いなかずうっと待機しているのは「ホントにご苦労様です」という感じでした。
天童ICと山形中央ICのあいだにある山形ジャンクション(JCT)は、山形自動車道をまたがなければならないため全体が高架橋になっていて、東北中央自動車道で最も高い位置になっています。 (写真は、山形JCTから山形自動車道・山形北IC方面をながめたところです)
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山形中央ICでは、工事車両や除雪車、消防車の展示がおこなわれていました。消防車や工事車両の一部は体験試乗もできたため、小さな子ども連れの家族が長い行列を作っていました。 (写真は、梯子車に並んだ人たちの様子です)
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天童ICから山形中央ICまで自転車で往復しましたが、遠いようでいて結構近いなぁという印象でした。山形中央ICがどこにあるのか分からないまま走ったのですが、片道10kmぐらいだったかもしれません。車で走ると、まさに田園地帯をひた走る、という感じになるでしょう。 (写真は、山形市漆山付近から天童方面に向かっている途中の様子です。道路の先に見える建物は、蔵増地区(くらぞう)の矢野目(やのめ)にあるライスセンターです)
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- (関連ページ)
- ■東北中央自動車道の説明(日本道路公団山形工事事務所)
- http://www.jhri.jhnet.go.jp/yamagata/highway/index-tohoku.html
- ■東北中央自動車道の地図(地図が古いため、点線で示されしかも東根まで伸びていません)
- http://www.mapion.co.jp/c/f?el=140/18/43.796&scl=250000&
pnf=1&uc=1&grp=all&nl=38/19/13.181&size=500,500
サッカーJリーグ2部第29節、モンテディオ山形は天童市の山形県総合運動公園で水戸ホーリーホックと対戦しました。ここで勝利して勝ち点を稼ぎできるだけ順位を上げたかったのですが、チャンスに得点をあげられず後半に1点を決められそのまま0対1で敗れてしまいました。順位は変わらず12チーム中第11位のままですが、現在9位の水戸とは勝ち点差7に開いてしまいました。
モンテディオ山形 5勝9分け15敗 (勝ち点24→24) |
0−1 後半30分 / 小野【水戸】 |
水戸ホーリーホック 9勝4分け16敗 (勝ち点29→31) |
次の第30節、モンテディオ山形は9月11日(水)に天童市の山形県総合運動公園で現在4位の川崎フロンターレと対戦します。
- (関連ページ)
- ■モンテディオ山形
- http://www.montedio.or.jp/
- ■水戸ホーリーホック
- http://www.mito-hollyhock.net/
http://www.goholly.net/
山形県が9月5日におこなった発表によると、2002年(平成14年)1月から8月までの山形空港・庄内空港の利用実績はいずれも前年同期を下回りました。山形空港は18万5000人でおよそ4万1000人の減少、庄内空港は24万8200人で3万9000人の減少でした。
<山形空港の利用実績(2002.1〜2002.8)>
便名 |
利用者数 |
増減数 |
説明 |
東京便 |
34,300人 |
(7,600人減少) |
利用率は42.5%。長引く景気の低迷で、ビジネス利用が激減していることが影響しているようです。 |
大阪便 |
96,400人 |
(20,800人減少) |
2002年7月から相次いで明らかになったユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)の事件が影響している? |
札幌便 |
37,900人 |
(800人増) |
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名古屋便 |
16,400人 |
(7,900人減少) |
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- (関連ページ)
- ■山形空港、2001年度の利用者数は前年比で4万2000人減(天童のニュース:平成14年4月・第1週)
- http://www.ikechang.com/news/2002/ne0204j1.htm#020404
- ■USJに関連する事件
- http://www.yomiuri.co.jp/hochi/geinou/aug/o20020811_180.htm
天童市山口地区出身のプロ野球選手、広島東洋カープ・栗原健太(くりはら・けんた)選手が初ヒットをホームランで飾りました。栗原選手は日大山形高校から1999年(平成11年)にドラフト3位で広島東洋カープに入団し、これまで2軍で4番打者として活躍してきました。今季はこれまで50打点・6ホームランを記録し、10月2日から10月9日まで韓国の釜山(プサン)で開催される「第14回アジア大会(14th Asian Games BUSAN 2002)」の野球競技に出場することになっています。
8月30日に1軍にあがった栗原選手は、8月31日の名古屋ドームでおこなわれた中日−広島戦に9回表の2アウト・ランナーなしの場面で代打として初打席を迎えましたが、この際にはショートゴロで終わってしまいました。そして今日、1軍の試合4試合目にして初めてヒットを打ち、それがホームランだったわけです。
7番サードで先発出場した栗原選手は、2回の第1打席、1ストライクのあとの2球目・113キロの変化球を振りぬき、センター左にソロアーチを飾りました。本人いわく「1球目と同じ変化球が来たので思い切りたたいた。全力疾走しながら、行け、入ってくれと祈った」そうです。ちょうど2回表にエラーをしてしまっていたため、バッティングで借りを返したいと思ったそうです。
このまま出場を続ければ、次は9月7日(土)に東京ドームでおこなわれる巨人-広島戦に出場します。この試合はNHK総合で全国中継されますので、栗原選手に興味を持たれた方はぜひともテレビで応援してみましょう。
- (関連ページ)
- ■栗原健太選手 プロ入り初本塁打(広島東洋カープ)
- http://www.carp.co.jp/topics/topic_f_22.htm
- ■天童からプロ野球選手が誕生(天童のニュース:平成11年11月・第4週)
- http://www.ikechang.com/news/1999/9911j4.htm#991125
交通安全を推進するボランティア団体「セーフティー・モニターてんどう」の発会式が9月2日(月)に天童警察署でおこなわれました。この団体は、昨年度まで青年交通安全推進員や交通安全協会青年部、地域交通安全活動推進員だった方々など合計11人からなり、休日や仕事が終わってからの時間を使って、地域に密着した交通安全の啓蒙活動を図っていきます。また、福祉団体や高校生ボランティアと一体となって、自転車のマナー改善や高齢者の事故防止にも取り組んでいくことも考えられています。
天童市は、1999年(平成11年)6月22日に山形県内の市としては初めてとなる交通安全条例を制定しました。条例では毎月15日を「天童市民交通安全行動の日」とし、住民それぞれが交通安全にかかる活動を実施することと規程されています。
夏休みが終わって子どもの交通事故の危険性がちょっとは小さくなったかと思いますが、これからはどんどん日が短くなっていきますし、秋の収穫の時期を迎えると農作業にいそしむ高齢者の方々が増えてきます。車を運転する人たちはもちろん、歩行者も自転車に乗る方々も、お互いに注意することが事故の防止につながると思います。
- (関連ページ)
- ■市初の交通安全条例(天童のニュース:平成11年5月・第3週)
- http://www.ikechang.com/news/1999/9905j3.htm#990521
- ■天童市交通安全条例(天童市役所)
- http://www.city.tendo.yamagata.jp/reiki/honbun/ac4110386041406261.html
天童温泉の老舗旅館の1つ、「清遊の宿新庄館」(せいゆうのやど・しんじょうかん)が2002年8月末日をもって営業を取りやめたことが分かりました。天童温泉で廃業となった宿泊施設は、2000年(平成12年)7月に営業を休止した出羽路会館に続いて2つ目となります。
新庄館は、天童温泉が開かれた3年後の1912年(明治45年)に創業した老舗旅館の1つです。1990年(平成2年)に現在の5階建ての施設に改築しましたが、1995年(平成7年)には経営に行き詰まり、「新庄館」から「清遊の宿新庄館」へと名前とともに経営主体も変わりました。その後、2000年12月に競売がおこなわれ、北郡信用組合が4億7000万円ほどで落札していました。今後は、北郡信用組合から天童ホテルが買い取り、建物を解体したのちに駐車場として使われる予定です。
- (関連ページ)
- ■出羽路会館、舞鶴荘が5億円で落札(天童のニュース:平成13年11月・第2週)
- http://www.ikechang.com/news/2001/ne0111j2.htm#011108
- ■天童温泉の紹介
- http://www.ikechang.com/spa.htm
天童市の半導体装置メーカー・エムテックスマツムラと丹野直弘(たんの・なおひろ)山形大学大学院教授が設立したベンチャー企業「マイクロトモグラフィー」が、優れた起業家を表彰する「アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー・ジャパン」(Entrepreneur of the Year Japan)のアカデミア部門で東北代表グランプリになりました。「アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー」(Entrepreneur of the Year)は1986年にアメリカのミルウォーキーで始まった表彰制度で、日本では2001年から始まりました。今回表彰を受けたのは「マイクロトモグラフィー」の社長、そしてエムテックスマツムラの常務を務める松村澄男(まつむら・すみお)さんで、今年10月に東京で開催される日本大会に参加し最終審査を受けることになります。
マイクロトモグラフィーは、共同設立者の丹野教授が特許を持つ光干渉断層画像化法(OCT / Optical Coherence Tomography)を基本技術として、2003年度中に眼底用の小型診断装置を商品化する計画を立てています。非接触、非破壊で生体の断層データを瞬時に映し出すOCTの開発によって網膜をすばらしい精度で画像化することができるようになり、様々な目の病気の治療に役立つことが期待されています。不景気の世の中、こういう新しい元気な会社が出てくると、天童の商工業も明るくなっていくかもしれませんね。
- (関連ページ)
- ■エムテックスマツムラ、産学官連携でベンチャー企業を設立(天童のニュース:平成14年7月・第1週)
- http://www.ikechang.com/news/2002/ne0207j1.htm#020701
- ■丹野直弘・山形大学大学院教授の紹介
- http://syllabus-pub.yz.yamagata-u.ac.jp/Employee.asp?DSN=Youzan&nEmployeeID=105
- ■光コヒーレンス断層画像化法と臨床診断(日本語要約 / Medical Imaging Technology of 1999)
- http://cycle2.sys.info.eng.osaka-cu.ac.jp/~jamit/mit-journal/index/abst-j99.html
サッカーJリーグ2部第28節、モンテディオ山形は8月31日(土)に大阪府の長居第2陸上競技場でセレッソ大阪と対戦しました。現在第2位のセレッソ大阪に対して健闘しましたが、前半に決められた1点を返すことができず、0対1で敗れてしまいました。順位は変わらず12チーム中第11位のままですが、現在9位の水戸までは勝ち点差4に開いてしまいました。
モンテディオ山形 5勝9分け14敗 (勝ち点24→24) |
0−1 前半31分 / 森島【大阪】 |
セレッソ大阪 16勝8分け4敗 (勝ち点53→56) |
次の第29節、モンテディオ山形は9月7日(土)に天童市の山形県総合運動公園で現在9位の水戸ホーリーホックと対戦します。ここで勝利して、上位陣との勝ち点差を詰めていきたいところですね。
- (関連ページ)
- ■モンテディオ山形
- http://www.montedio.or.jp/
- ■セレッソ大阪
- http://www.cerezo.co.jp/
- ■Lycosスポーツ(サッカーJ2)
- http://sports.lycos.co.jp/football/j-league/j2/