サッカーJリーグ2部第43節、モンテディオ山形は11月16日(土)に神奈川県横浜市の三ツ沢公園球技場で横浜FCと対戦しました。前半・後半と2得点を決め優勢に試合を進めていたかに見えましたが、その後立て続けにゴールを決められ、結果2対2の引き分けとなりました。順位はかわらず12チーム中11位で、10位のサガン鳥栖とは勝ち点差4となっています。
モンテディオ山形 6勝16分け21敗 (勝ち点33→34) |
2−2 前半25分 / 井上雄幾【山形】 後半19分 / 根本亮助【山形】 後半28分 / 小野信義【横浜】 後半35分 / 有馬賢二【横浜】 |
横浜FC 7勝11分け25敗 (勝ち点31→32) |
次の第44節、モンテディオ山形は11月24日(日)に天童市の山形県総合運動公園でセレッソ大阪と対戦します。J1リーグ復帰を果たした競合相手の試合となりますが、今季最終戦はぜひ勝ちで締めていただきたいと思います。
- (関連ページ)
- ■モンテディオ山形
- http://www.montedio.or.jp/
- ■天童のニュース(サッカー・J2リーグ)
- http://www.ikechang.com/news/montedio.html
モンテディオ山形の運営母体「社団法人山形県スポーツ振興21世紀協会」は、会費収入に対する消費税問題について、仙台国税不服審判所に審査請求をおこなう方針をとりました。モンテディオ山形のサポーターには法人は1口50万円、個人は1口1万円でなることができますが、その特典としてホームゲームの無料回数券がプレゼントされています。山形税務署はこれが「対価を得ておこなう資産の譲渡」にあたるとみなして2000年度分と2001年度分の消費税と無申告課税等を納付するよう求めていました。
山形県スポーツ振興21世紀協会によると、問題となっている無料回数券は実際のところあまり使われていないそうで、実際に利用された部分に対してだけを課税対象とすべきと主張し、山形税務署に異議申し立てをおこなっていました。しかし、山形税務署からは「2000年度分は課税対象が3000万円以下のため納税義務が免除されるが、2001年度分は2000年度分よりも会費収入が多いため約600万円を納付すること」という内容の決定書が通視されたそうです。
モンテディオ山形はJリーグ唯一の社団法人が運営するチームです。大きなスポンサー企業がないということもその理由の1つだと思いますが、こういうところでも出費がかさむとなると、選手獲得のための予算もなかなかつけられなくなってしまうでしょうから、「強くなれない → 来場者が増えない → 収入が増えない → 予算が増えない → 強くなれない → ...」という悪循環に陥ってしまうのではないかと心配してしまいます。
- (関連ページ)
- ■モンテディオ山形、会費収入に税務署から指導(天童のニュース:平成14年2月・第2週)
- http://www.ikechang.com/news/2002/ne0202j2.htm#020207
モンテディオ山形の運営母体「山形県スポーツ振興21世紀協会」は、来シーズンの新規加入選手として鶴岡市出身で帝京高校3年・大滝直也選手の内定を発表しました。帝京高校は全国高校サッカー選手権大会の常連校で、2002年12月30日から2003年1月13日まで国立競技場などで開催される「第81回全国高校サッカー選手権大会」でも2年連続31度目の出場を決めています。そんなチームのDF(ディフェンダー)として活躍されている選手ですので、今からその活躍が期待されます。
- (関連ページ)
- ■nikkansports.com_AQUARIUS / 高校サッカー特集
- http://www.aquarius.nikkansports.com/soccer/top-hi_sc.html
JR東日本は、2002年12月1日におこなわれるダイヤ改正に合わせて山形−仙台間に割引切符を発売することにしました。この「仙台・山形往復きっぷ」は2日間有効で、これまで往復2220円(片道1110円)かかっていたところを1700円で往復することができるようになります。天童から仙台に向かう際には山寺駅を利用することが多く、山寺−仙台間はいまでも片道820円で利用できますのであまりメリットはないかもしれませんが、観光目的で天童にやってくる人たちにはお得な選択肢が1つ増えたことになります。
天童から仙台までは国道48号経由で1時間、電車を使っても1時間という距離で、週末には買い物に出かける人たちも数多くいます。山形−仙台間には往復1800円の高速バスも運行していますので、仙台圏との人口交流が今後ますます盛んになりそうですね。
- (関連ページ)
- ■いろんな時刻表
- http://www.ikechang.com/timetbl1.htm
財団法人伝統的工芸品産業振興協会と各伝統的工芸品月間推進地区協議会の主催で開催された「第19回伝統的工芸品月間図画・作文コンクール」において、山形大学教育学部附属中学校1年生の植松未知さん(天童市東本町)が「伝統的工芸品月間推進会議議長賞」を受賞しました。これは「経済産業大臣賞」「文部科学大臣奨励賞」に次ぐ賞で、山形県からの入賞は図画部門を含めても植松さんただ一人です。
植松さんは1997年(平成9年)に亡くなった天童駒の名人・伊藤孝蔵さん(雅号「久徳」)を取り上げ、「郷土の誇りの天童盛り上げ駒」というタイトルで応募しました。1951年(昭和26年)に始まる「王将戦」の第1回大会で伊藤さんの作品が選ばれなかったことから始まり、最高級品の将棋駒である「盛り上げ駒」をつくる苦労、職人としての技術の追求と苦悩などがつづられています。
天童将棋駒に限らず、伝統的工芸品に指定されているものには跡継ぎの問題がつきまとっています。値段の安い大量生産品ばかりがもてはやされる世の中ですが、職人の手による温もりのこもった工芸品も、時には手に取ってみる必要がありますね。
- (関連ページ)
- ■第19回伝統的工芸品月間図画・作文コンクール結果発表(伝統的工芸品産業振興協会)
- http://www.kougei.or.jp/wnew/concour19.html#sakubun
- ■天童の将棋駒
- http://www.ikechang.com/shogi0.htm
11月8日(金)から11月10日(日)までおこなわれた「第3回VCup」、パイオニアレッドウィングスは山形県米沢市の米沢市営体育館で東地区の予選リーグに臨みましたが、1勝2敗で第3位となり、残念ながら決勝トーナメントに進出することはできませんでした。パイオニアレッドウィングスが若手主体のメンバーで大会に臨んだということもあるのかもしれません。本当の戦いは12月6日(金)からはじまる「第9回Vリーグ」ということなのだと思いますが...。
- <第3回VCup女子・東地区予選リーグ>
- ○(セットカウント3-2)日立佐和・リヴァーレ
- ●(セットカウント0-3)NEC・レッドロケッツ
- ●(セットカウント1-3)武富士・バンブー
- 合計1勝2敗
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- (関連ページ)
- ■第3回VCup(日本バレーボール協会)
- http://www.vleague.net/vc/index.html
- ■パイオニアレッドウィングス
- http://www.pioneer.co.jp/topec/sports/sports.html
- ■天童のニュース:パイオニアレッドウィングス
- http://www.ikechang.com/news/pioneer.html