山形市、山辺町（やまのべまち）、中山町（なかやままち）との合併を目指している上山市（かみのやまし）は、2002年におこなってきた各地区や各団体向けの懇談会についてその成果を取りまとめました。懇談会は10月28日から11月24日まで20回おこなわれ、合計617人（各地区対象：373人、各団体対象244人）の参加がありました。市民からは当然のことながら賛否両論、いろいろな意見や質問があったようです。具体的には次のような市民の声がありました。

• 早く合併してメリットを生かした地域づくりがしてほしい
• 合併すると新たに課税される事業所税はどうなるのか
• 合併すると中心部と周辺部とで行政サービスの格差が開いたり今以上に過疎化が進むのではないか？
• 合併しないと財政的にやっていけないとハッキリ言ったらどうか

　上山市はこの懇談会を最後に合併協議会設立に動くこととして、住民アンケートなどは一切おこなわない方針です。早ければ今年度中にも具体的な決定がおこなわれることになるのではないでしょうか。

（関連ページ）

■天童のニュース：広域合併（周辺市町の動き）

http://www.ikechang.com/news/news720.htm

　御用納めとなるこの日、広島東洋カープの栗原健太（くりはら・けんた）選手とドラフト会議で横浜ベイスターズへの入団が決まった加藤武治（かとう・たけはる）選手の激励会が天童市役所で開催されました。これは天童市、天童市議会、天童市野球連盟が、天童生まれで天童育ちのお二人を市を挙げて応援しようと開催したイベントです。

遠藤登・天童市長をはさんで 左が加藤武治選手、右が栗原健太選手

栗原選手は内野手（サード）で今年21歳、天童市立山口小学校から天童市立第二中学校そして日大山形高等学校に進み、1999年（平成11年）に広島カープから第3位指名を受けました。加藤選手は投手で今年24歳、天童市立第二中学校から山形県立山形南高等学校、東京学芸大学に進学し三菱ふそう川崎で実業団野球に参加していたところ横浜ベイスターズから今年4巡目で指名を受けました。

　花束贈呈のあと、栗原選手は目標だった一軍出場を果たすことができホームランも打つことができたので、来季は開幕一軍スタメンを目指すと宣言しました。対して加藤選手は、実業団で野球をやってきているだけに1年目から一軍で投げて結果を出したい、と決意表明しました。その後お二人は山形テレビ(YTS)のローカル情報番組などに出演しましたが、栗原選手は「一軍でホームラン15本」「一軍サードでフル出場できる選手を目指したい」とコメントしてます。セントラル・リーグに二人のプロ野球選手がいるとなれば、山形県内で広島東洋カープ対横浜ベイスターズの試合がおこなわれる日も遠くないかもしれませんね。

（関連ページ）

■広島東洋カープ・栗原健太選手、初ヒットがホームランに（天童のニュース：平成14年9月・第1週）

http://www.ikechang.com/news/2002/ne0209j1.htm#020905

■天童のニュース：スポーツ / 野球

http://www.ikechang.com/news/news820.htm

　広域合併を模索している山形市、上山市、山辺町、中山町の2市2町は、この日おこなわれた2市2町合併検討助役会で「2市2町首長会議」を2003年1月17日（金）に開催することを決定しました。12月18日には中山町でおこなわれた住民アンケートの集計が公表され、これによって2市2町すべてにおいて合併賛成が合併反対を上回る結果となりました。今後はどういう手順で合併にこぎつけるか、ということを中心とした会議になることでしょう。

　東北芸術工科大学の環境デザイン学科では「街中のデザイン」と題した授業をおこなっています。これまで羽黒町や上山市を題材にして取り組んできましたが、5年目を迎える今年は山形県を代表する観光地「山寺」（やまでら）を題材としてその活性化を模索しています。授業に取り組んでいる学生40人は12グループに分かれ、11月中旬に現地視察をおこないました。その結果、

• 駐車場に誘導する客引きが強引すぎる
• 商店が閉まる時間が早いのでライトアップして夜間の集客も図るべき
• 立石寺でのイベントがインパクトに欠けるので住民参加で大規模にPRするべき
• 近くを流れる立谷川が観光面で生かされていない

といった中間発表をおこなっています。

　2003年1月22日（水）午後2時45分からは、最終報告会が山寺公民館で開催されます。山寺は行政区域としては山形市ですが、天童温泉から車で十数分という点からも「観光区域」としては天童市といえるでしょう。山寺の活性化が天童市の活性化に繋がるといっても過言ではないかもしれません。都合がつけば私もぜひ参加してみたいと思います。

（関連ページ）

■東北芸術工科大学

http://www.tuad.ac.jp/

■山寺観光協会

http://www4.dewa.or.jp/yamadera/

　Vリーグ第8日目の12月22日（日）、パイオニアレッドウィングスは札幌市の北海道立総合体育センターで久光製薬・スプリングスと対戦しました。前日に東レ・アローズと競り勝った勢いそのままで迎えた試合でしたが、惜しくもセットカウント2対3で敗れてしまいました。今回の試合で1巡目が終わり、パイオニアレッドウィングスは2勝5敗の7位で2巡目を迎えることになります。

パイオニアレッドウィングス 2勝5敗

25-20 20-25 17-25 25-14 11-15

久光製薬・スプリングス 5勝2敗

　次回パイオニアレッドウィングスは、2003年1月12日（日）に埼玉県川越市の川越総合運動公園でNECレッドロケッツと対戦します。

（関連ページ）

■第9回Ｖリーグ女子大会（日本バレーボール協会）

http://www.jva.or.jp/V/2002/wschedule.html

■パイオニアレッドウィングス

http://www.pioneer.co.jp/topec/sports/sports.html

　Vリーグ第7日目の12月21日（土）、パイオニアレッドウィングスは札幌市の北海道立総合体育センターで東レ・アローズと対戦しました。守備専門となるリベロ・プレイヤーの吉田選手がサーブレシーブ成功率およそ95％を記録したり、センターのスコット選手が決定率50%を記録するなど、今回は守備でも攻撃でも安定した試合展開となり、結果、セットカウント3対2で勝利しました。パイオニアレッドウィングスはこれで今季2勝目となります。

パイオニアレッドウィングス 2勝4敗

25-22 19-25 25-14 25-27 15-10

東レ・アローズ 4勝2敗

　次回パイオニアレッドウィングスは、12月22日（日）におなじく北海道総合体育センターで久光製薬・スプリングスと対戦します。

（関連ページ）

■第9回Ｖリーグ女子大会（日本バレーボール協会）

http://www.jva.or.jp/V/2002/wschedule.html

■パイオニアレッドウィングス

http://www.pioneer.co.jp/topec/sports/sports.html