山形−東京便利用拡大プロジェクト会議の第4回会合が1月23日開催されました。このプロジェクト会議は山形県庁各部の次長を委員とするもので、各部の垣根を超えて、山形県としてどういう方法で利用拡大をおこなうかを模索しています。会議では、事務局を担当している交通企画室から、2004年度の運行ダイヤが現在とほぼおなじになる見通しであることが報告されました。また、2003年11月30日から12月2日にかけて東京便の乗客を対象にしたアンケートの結果が報告されました。

＜山形−東京便の乗客に行われたアンケートの結果＞

居住地	目的
山形県内 29.7% （うち、天童・東根・河北 36.8%、山形・上山・中山・山辺 32.9%）	ビジネス、私用、観光
山形県外 70.3% （うち、東京周辺 9割、それ以外 1割）	観光 約5割 ビジネス 約3割

（対象者：305人 / 回答者：259人 / 回収率：84.9%）

（関連ページ）

■天童のニュース：山形−東京便廃止問題

http://www.ikechang.com/news/news2.htm

■いろんな時刻表

http://www.ikechang.com/timetbl1.htm

　山形−大阪便、山形−名古屋便を運行しているジェイ・エア(J-AIR)が、山形−札幌便も日本エアシステム(JAS)から路線移管を受けることを発表しました。現在1往復している山形−札幌便は、2004年4月から50人乗りの小型機で運行されることになります。また、現在2往復している山形−名古屋便は1往復に減便されることもあわせて発表されました。

　山形−札幌便は、163人乗りのMD-81が主に就航しています。ここ数年の搭乗率は、2001年が48.6%、2002年が49.9%、2003年が43.7%といった具合で、50%を下回っている状況でした。そのため、日本航空グループ全体での効率的な機材運用を図る観点から、ジェイ・エアに移管して小型機で運行することに方針決定されたようです。

　また、山形−名古屋便は、1日1往復の小型機による運行に切り替わってからは高い搭乗率を誇り、2002年は67.9%を記録しています。そのため、2003年7月からは1日2往復に増便されましたが、搭乗率は40%〜50%に下がってしまったため、以前の1日1往復に戻すことになったようです。

（関連ページ）

■いろんな時刻表

http://www.ikechang.com/timetbl1.htm

■天童のニュース：東京便以外の路線

http://www.ikechang.com/news/news250.htm