天童市西部の寺津地区にある「天童最上川温泉ゆぴあ」で、大感謝祭が開催されました。会場では、宮城県女川町などの協力による海産物の産地直売会や600食分のサンマのつみれ汁の無料振る舞い、地元産直グループによる500食分のつきたて餅の振る舞いなどが行われ、多くの人たちでにぎわいました。
「ゆぴあ」といえば、来年4月から料金が値上げされることが明らかになったばかりですが、今回のイベントはそういった「悪い」イメージを払拭する意味合いが合ったのかもしれませんね。
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- ■天童最上川温泉ゆぴあ、2006年4月から300円に値上げ (2005.11.04)
- http://www.ikechang.com/news/2005/ne0511j1.html#051104
- ■天童最上川温泉ゆぴあの紹介
- http://www.ikechang.com/navi42.htm
天童市農業協同組合(JAてんどう)は、2004年から発売をはじめた最高級ラ・フランス「スーパーラフ」の付加価値アップのために、今年はさらに様々な努力をおこなったそうです。「スーパーラフ」は高精度の透過式光センサーを使って糖度14度以上、形状・果肉・食味ともに特に優れたものを厳選した商品です。
今年は通常の商品とのさらなる差別化を図るために「認定園地」制度を導入し、樹木への日の当たり具合、肥料散布や防除対策の管理状況などで審査をおこない、天童市内およそ150ヘクタールのうち45ヘクタールを「スーパーラフ」の園地として認定しました。しかし、実際にはさらにここから厳密な審査が行われ、認定園地から集荷されたおよそ700トンのうち上記の条件をクリアしたおよそ50トンだけが「スーパーラフ」として出荷が許可されました。これは生食用ラ・フランスの全出荷量のうちたった2%しかありません。このような努力が実り、市場では通常の商品の2倍程度で取引されているそうで、贈答用として企業からの問い合わせも相次いでいるそうです。
天童市農業協同組合では「単にいいものを選果するだけではなく、こだわって栽培することで付加価値は高まる。今後、市内すべての園地がスーパーラフの認定を受けられるよう、全体の底上げを図りたい」とコメントしてます。
- (関連ページ)
- ■天童のニュース:果物・自然
- http://www.ikechang.com/news/news940.htm
東京・JR有楽町駅の東口にある東京交通会館で、山形県将棋駒協同組合の主催による「第5回天童将棋駒祭り」が始まりました。ビル3階にある会場では、伝統工芸士による将棋駒の展示と販売、将棋駒製作の実演や書き駒の制作体験、矢内理絵子(やうち・りえこ)女流四段と山田久美(やまだ・くみ)女流三段によるプロ棋士との指導対局などがおこなわれます。イベントは11月23日(水)から27日(日)までの午前10時から午後6時30分まで、最終日は午後5時30分で終了となります。
- (関連ページ)
- ■天童のニュース:将棋
- http://www.ikechang.com/news/news130.htm
- ■東京交通会館の位置(Mapfan Web)
- http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E139.46.3.4N35.40.18.1&ZM=9
柴田洋雄(しばた・ひろお)山形大学理事が会長を務める山形県市町村合併推進審議会の第3回会議が、山形県庁で開催されました。今回は先の会議で山形県から提示された合併のパターンについて協議し、以下のような意見が出されました。
<各委員から出された主な意見>
- 中核都市として山形市の位置付けをどう考えていくのかが大きなテーマだ。
- 村山地域の組み合わせが特に難しい。(案では各パターンに振り分けられている)天童市、河北町の考えや合併に対する熟度にかかってくるのではないか。
- 東北、そして県都としての視点から山形市の合併に対する扱いを考えるべきだ。
- 審議会で作成した案と住民の意識が違えば、案は覆る可能性もある。地域住民の意見を聞く機会を設けてほしい。
- (関連ページ)
- ■天童のニュース:広域合併(山形県の動き)
- http://www.ikechang.com/news/news740.htm
- ■山形県市町村合併推進審議会(山形県)
- http://www.pref.yamagata.jp/sm/shichoson/667100/9207400.html