天童市の特産品、サクランボをPRするキャンペーンが、6月16日に埼玉県所沢市のインボイスSEIBUドームで行われました。「さくらんぼナイター」として毎年行われているこのキャンペーン、今年はセ・パ交流戦で横浜ベイスターズとの対戦になり、試合は6対3で西武ライオンズが勝利しました。
両軍の代表選手にサクランボをプレゼント |
7回裏の抽選で来場者にもプレゼント |
西武ライオンズのマスコット・ライナと握手 |
ホームベース上で将棋の女王(こまのじょおう)から両チームの代表選手へサクランボが贈られたあと、武田貞夫(たけだ・さだお)天童市助役が始球式を行い、プレイボールが宣言されました。また、7回裏には抽選会の結果が発表され、ファンにもサクランボがプレゼントされました。 (写真提供:天童市観光物産課)
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- (関連ページ)
- ■天童のニュース:サクランボ
- http://www.ikechang.com/news/cherry.html
- ■将棋の女王(こまのじょおう)
- http://www.ikechang.com/chess/miss.htm
ここ数年、サクランボやメロンといった高級果実や野菜の盗難被害が全国各地で相次いで発生していますが、今年もサクランボの盗難被害が起きてしまいました。天童市山元(やまもと)の山口ヨシノさん(67歳)が収穫のために6月16日(金)午後3時ごろに畑に入ったところ、佐藤錦(サトウニシキ)およそ15キログラム(12万5000円相当)が盗まれたことに気付き、警察に通報しました。地元では15日(木)から夜間パトロールを始めたばかりでしたが、残念ながら被害を防ぐことはできませんでした。
山形県内で今年始めての被害となった今回の事件では、およそ65アールにある6本の木すべてが被害に遭い、赤く色づいた実だけが軸ごともぎ取られていたそうです。実だけではなくて軸ごともぎ取られていることから、販売目的で盗まれた可能性が高いと思われます。16日(金)にサクランボを盗み、そのまま首都圏へ向かって「産地直送」といううたい文句で土曜日・日曜日に売りさばく計画だったのでは、と想像されます。
- (関連ページ)
- ■天童市農作物盗難防止対策キャラバンが出発式 (2006.06.08)
- http://www.ikechang.com/news/2006/news0606j2.html#060608
- ■天童のニュース:サクランボ
- http://www.ikechang.com/news/cherry.html
天童夏まつり実行委員会が天童ターミナルビル「パルテ」で開催され、2006年度の「第16回天童夏まつり」について日程などが決定しました。例年同様、8月8日・9日の2日間で行われますが、花笠おどりパレードは初日だけの開催に変更されました。また、「よさこい&はながさ」が大幅に見直しされ、出演を市内の団体だけに限ってしまうそうです。天童市からの負担金が大幅カットされたことが理由だそうですが、「どうして東根市や山形市の団体が出るイベントに税金を出さなきゃならないんだ」という天童市役所の考えが根底にありそうです。
昨年の出演団体は合計10団体ありますが、そのうち天童市内の団体はわずか2団体です。そういった状況も、市役所の考え方に影響を与えているように思います。しかし、昨年と一昨年の様子を見た限りでは、天童市内とそれ以外の団体ではあまりにもレベルに違いがありました。参加条件を厳しくした結果、出演するのが2〜3しかなくなってしまっては、「質」の面でも「量」の面でも、イベントそのものが成り立たなくなるのではないでしょうか? また、出演団体を減らしたからといって、照明関係にかかる経費は変わりがないようにも思いますが...。
「よさこい&はながさ」だけではなく花笠パレードでも神輿パレードでも、おそらく出演団体に「ごくろうさま」という形でいくらかのお金を出しているのではないかと思いますが、「みんなで作りあげるお祭なんだから...」ということでそういった経費をゼロにすることはできないのでしょうか? 天童夏まつりとは別に神輿パレード独自でポスターを作っていることにも疑問を感じます。少ないお金を有効的に使うのであれば、そうういったところのリストラが必要なのではないでしょうか?
(加筆:2006年8月7日)
出演団体を確認したところ、どうやら天童市内の団体に限定せず、これまでどおり市外の団体も出演できるようになったようです。
- (関連ページ)
- ■天童夏まつり
- http://www.ikechang.com/summer/
- ■天童のニュース:イベント
- http://www.ikechang.com/news/news9.htm
仙台と天童の交流を模索する動きがある中、6月14日に山形県議事堂で行われた発起人会議で、山形県議と宮城県議の交流議員連盟が7月21日に発足することが決まりました。この日の会議には両県議会の副議長と会派代表ら12名(山形県側5名、宮城県側7名)が出席し、設立総会の日程や活動内容について確認されました。交流議員連盟への参加は各議員の自由意志となっていますが、山形県議は44人全員、宮城県議は61人中58人が参加する予定となっています。
今年度の具体的な活動内容について、山形県側からは以下のようなことが提案されました。
- 仙台空港アクセス鉄道の仙山線直接乗り入れと同線の高速化
- 県境部分の高速道路の充実
- アジア諸国との経済交流拡大
- 自動車関連産業の振興
- サッカーや野球のプロスポーツや宮城県立こども病院といった両県資源の相互活用
天童市と仙台市は車で1時間程度の距離にあり、現在でも日帰り観光や買い物、サクランボ狩りなどで行き来できる地域です。こういった地理的メリットもあって、仙台近辺に移り住んだ人達などを対象にした「在仙天童会」(ざいせんてんどうかい)の発足に向けて、行政が主体となって準備作業を進めているようです。民間レベル、県議レベルでの交流が順調に進んでいけば、この「在仙天童会」構想もうまく実現するかもしれません。
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- ■天童のニュース:観光物産交流
- http://www.ikechang.com/news/news980.htm