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5月26日と27日の2日間、わくわくランド多目的広場で「第1回みどり環境フェア」が開催されました。これは天童市と天童市森林組合の主催で行われたイベントで、昨年まで行われていた「天童市緑化まつり」を見直し、青空木工体験コーナーや木工クラフトコーナー、地球温暖化防止コーナーなど「みどり」についてさらに充実した内容となりました。
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木工クラフトコーナー |
青空木工体験コーナー |
参加無料で行われた木工クラフトコーナーと青空木工体験コーナーでは、中学生以下の子どもたちが大人たちに手伝ってもらいながら日曜大工を行いました。木材をカットするところまでは森林組合の方が準備してくれますが、その後は子どもたちが自分で釘や木ねじを使いながら組み立てていきます。何でもお店で買える今の世の中では、板からイスやスノコ、本棚をつくるというのは子どもたちにとってはとても貴重な体験かもしれません。こういったイベントを通して「モノ」を創る喜びを感じていってもらえたら…と、思いました。
- (関連ページ)
- ■天童のニュース:イベント
- http://www.ikechang.com/news/news9.htm
- ■天童のニュース:農業政策
- http://www.ikechang.com/news/news682.htm
天童市西部の矢野目(やのめ)にある西沼田遺跡で、地元住民を中心とした「西沼田サポーターズ・ネットワーク」の会員たちが古代米(黒米)の田植え作業を行いました。西沼田遺跡は古墳時代後期の農村集落跡で、聖徳太子が生きていた頃の東北地方のムラの様子を知ることができる遺物が出土したことから1987年(昭和62年)1月26日に国の史跡に指定されています。天童市では2002年度から遺跡の復元作業を進めていて、今回田植えが行われた田んぼは、古代の水田跡に復元されたものです。当時の田んぼは今の田んぼと比べるととても小さいのが特徴で、縦2メートル・横2メートル程度の碁盤の目状につくられていたようです。西沼田遺跡の古代水田は、縦およそ20メートル、横2.5メートルの細長い田んぼ4区画として復元整備されました。
およそ40名の参加者たちは、1本1本、古代米の苗を手植えしていきました。今後の管理は、会員たちが自ら行っていくそうです。また、田植えされた古代米の一部は除草剤をまったく使わずに栽培され、薬剤の有無による生育の比較が行われる予定です。そして、収穫された古代米は、今後のイベントで活用されるそうです。
- (関連ページ)
- ■天童のニュース:遺跡・史跡
- http://www.ikechang.com/news/news960.htm
- ■天童市、西沼田遺跡現地見学会を開催 (2006.04.15)
- http://www.ikechang.com/news/2006/news0604j3.html#060415
サクランボの収穫期を前にして、天童市農作物盗難防止対策会議が5月22日に天童市農業センターで開催されました。会議には天童市や天童市農協、天童市防犯協会、天童警察署などからおよそ40名が出席しました。これまで行ってきた夜間の巡回パトロールが功を奏してか、昨シーズンの盗難被害は1件だけでした。しかし、今年の3月にはサクランボの苗木が根こそぎ盗まれる被害が発生しています。今シーズンは開花時期に気温が低い日が続いたため着果数が少なくなる見込みとなっていることから、品薄感が強まれば盗難被害が増加するのではないかと懸念されます。
今年はこれまでの夜間パトロールに加えて盗難防止センサーを導入し、防犯体制を強化することにしています。このセンサーは、サクランボの園地に取り付けられたワイヤなどが異常を感知するとブザーが鳴り携帯電話にその情報が通報されるというもので、天童市農協が購入金額の半額を補助する形で各地区に十数台ずつ導入することになっています。早朝に収穫して日中に選果・発送作業をし、夜間には園地のパトロールをしなければならないサクランボ農家にとってみれば、こういう形でのITの活用は、とてもありがたいものかもしれません。
- (関連ページ)
- ■天童のニュース:サクランボ
- http://www.ikechang.com/news/cherry.html
- ■天童のニュース:農業政策
- http://www.ikechang.com/news/news682.htm
モンテディオ山形を運営する山形県スポーツ振興21世紀協会の通常総会が開催され、2006年度の事業内容や収支決算について報告・了承されました。今年度はJ1昇格のための昇格強化準備引当預金から1億2000万円を取り崩して収入不足に対応しましたものの、収入が6億8550万円、支出が6億5670万円で2800万円の差額が出ました。このうちの2000万円を使い、シーズン中の選手補強を行うそうです。海保宣生(かいほ・のぶお)理事長は「チームにけが人が出ており、状況を見ながら選手を補強しなければならない。(収支差額の一部を)強化のための費用として活用したい」と説明しました。
- (関連ページ)
- ■天童のニュース:モンテディオ山形
- http://www.ikechang.com/news/montedio.html