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宮城県多賀城市の「第21回多賀城跡あやめまつり」会場で、天童市観光物産協会と天童市が天童市物産フェアを開催しました。旬を迎えているサクランボを中心に、将棋駒の形をしたもろこしや漬物など、特産品の販売を通して天童市の観光と物産を広くPRしました。
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天童市と宮城県多賀城市の関係は、室町時代にさかのぼります。当時、現在の天童市を拠点としていた天童氏(天童頼久)が最上義光に攻められ天童城が陥落した際に、母方の実家であった国分氏を頼り、家臣たちとともに奥羽山脈を越えて現在の多賀城市八幡地区へ移り住みました。このことが縁となり、2006年4月22日(土)に行われた「人間将棋」1日目に「多賀城市・天童市文化振興等相互交流協定」を締結し、現在に至っています。
- (関連ページ)
- ■天童のニュース:観光物産交流
- http://www.ikechang.com/news/news980.htm
- ■多賀城市・天童市文化振興等相互交流協定調印式(人間将棋)
- http://www.ikechang.com/chess/2006/report0601.html
天童中部地域づくり委員会が、廃食用油リサイクルについての学習会を市立天童中部公民館で開催しました。学習会には市立天童中部小学校の4年生や地元住民などおよそ220名が参加し、東根市外二市一町共立衛生処理組合(愛称:クリーンピア共立)の担当者が廃食用油をバイオディーゼル燃料(BDF / Bio Diesel Fuel)にリサイクルする取り組みについて説明しました。BDFは軽油に比べて二酸化炭素(CO2)や黒煙などの排出量が少ない、環境に優しい燃料です。クリーンピア共立では2005年(平成17年)4月から、一般のごみステーションを利用して廃食用油の回収を始めました。2006年度(平成18年度)は合計39,705リットルが回収され、33,755のBDFが生成されています。学習会では、BDFの役割や製造方法、廃食用油をごみステーションに出す際の心がけなどが説明され、その後、実際にBDFを入れた車が実際に走るところを見学しました。
- (関連ページ)
- ■天童のニュース:ボランティア・各種団体
- http://www.ikechang.com/news/news160.htm
- ■東根市外二市一町共立衛生処理組合(愛称:クリーンピア共立)
- http://www.kurinpia.or.jp/
首都圏の中高年を対象にした田舎暮らし体験ツアーが、天童市東部の田麦野地区(たむぎの)で開催されています。これは山形県村山総合支庁と天童市、天童市シルバー人材センターが初めて企画したものです。ツアーは6月28日(木)から7月1日(日)までの3泊4日の日程で行われ、参加者は天童高原ロッジに宿泊しながら地元の住民と交流を深めます。
28日に天童入りした13名の一行は、地元のみなさんと顔合わせをしたあと「仮想親戚協定」を結んで今後の交流を約束しました。そして、翌29日からは2人1組になってサクランボの収穫作業や笹巻きづくりなどを体験し、田舎での生活を楽しむことになっています。東京都世田谷区から参加した斎藤斉さん(73歳)は「サクランボの収穫がこんなに大変だとは思わなかった。高価なのも当然」と話しました。第1陣が帰京したあと、7月5日には第2陣の6名のみなさんが天童にやってきます。口コミで天童のよさが広まっていけば、観光を通した交流人口だけではなく、第2の人生を過ごそうという定住人口の増加も期待できるかもしれません。
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- ■天童のニュース:ボランティア・各種団体
- http://www.ikechang.com/news/news160.htm
明治大学農学部の学生11名が、サクランボ収穫などを体験するファームステイで天童市を訪れています。この取り組みは明治大学農学部農業経済学科の選択科目の一環として行われているもので、天童市を含めた全国各地の農家に出向き、1週間生活を共にしながら日本の農業の実状を学びます。天童市には12年前から訪れていて、今年も大町サクランボ生産組合の9軒の農家が、6月22日から6月28日までの1週間、学生たちを受け入れています。参加している学生たちは、朝5時ごろからのサクランボの収穫に始まり、朝から晩までサクランボの選果作業や箱詰め作業、ほかの果樹の摘果作業などに毎日汗を流しています。初めて農作業を体験している秋田県出身の小笠原咲季さん(20歳)は「朝早くから夕方まで、農家の大変さと面白さを実感している」とコメントしています。
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- ■天童のニュース:サクランボ
- http://www.ikechang.com/news/cherry.html