パイオニアレッドウィングスが、ワールドカップ・ヨーロッパ予選第2位のポーランド代表と親善強化試合を行いました。第1セットはポーランドの高さに対応できずに落とし、第2セットは佐々木みき選手の速攻や相手のミスで一時はリードしましたが、おなじくポーランドの高さの前に屈してしまいました。第3セットは、新加入のセナ・ウーシッチ選手が相手ブロックを打ち抜く強烈なスパイクやポーランドの高さに対抗できるブロックを決めてもぎ取りましたが、続く第4セットは接線の末に地力の差で押し切られてしまいました。
パイオニアレッドウィングス 1 |
13-25 18-25 26-24 21-25 |
ポーランド代表 3 |
今回初お披露目となったセナ・ウーシッチ選手(21歳 / 身長191センチ)はクロアチア出身で、イタリア1部リーグのペルージャでウイングスパイカーを務めていました。2005年からペルージャで活躍し、16歳以下のU-16ヨーロッパ選手権やU-16世界選手権で活躍、両選手権で得点王に輝き、ベストレシーバー賞も受賞しています。パイオニアレッドウィングスには10月20日から合流しました。吉田敏明(よしだ・としあき)監督は「身体は大きいが、サーブ、レシーブをこなせる再度アタッカー。21歳と若く、これからの伸びに期待する」とコメントしてます。
ポーランド代表は北京オリンピック予選を兼ねたワールドカップ出場のために来日していて、天童市内で10月31日まで最終調整を行っています。今回の試合は「ファンの集い」の一環として行われたようですが、広く告知されたものではなく、バレーボール関係者やスポーツ少年団の子どもたちにのみお知らせされたようです。毎年秋に大々的に行われている「ファンの集い」は11月18日(日)に開催されます。当日はファンクラブ加入の受付も行われますので、お友達と誘い合って出かけてみてはいかがでしょうか?
- (関連ページ)
- ■天童のニュース:パイオニアレッドウィングス
- http://www.ikechang.com/news/pioneer.html
- ■昨年の「ファンの集い」の様子
- http://www.ikechang.com/news/2006/news0610j5.html#061028