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天童のニュース(平成19年10月・第4週) (最終更新:2007年10月31日)
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2007年10月28日(日)
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2007年10月27日(土) JR仙山線、トロッコ列車「風っこ仙山もみじ号」が運行
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 山形駅と仙台駅を結ぶJR仙山線で、トロッコ列車「風っこ仙山もみじ号」の運行が始まりました。これは来年度、宮城県を舞台に行われるデスティネーションキャンペーンのプレイベントとして企画されたもので、10月27日(土)、10月28日(日)、11月3日(土)、11月4日(日)、11月10日(土)の5日間、それぞれ1往復運行されます。トロッコ列車は運賃のほかに指定席券(大人510円、小学生250円)が必要になります。紅葉で色づいた山々を愛でながら「山寺」までトロッコ列車で出かけてみてはいかがでしょうか?

(関連ページ)
■天童のニュース:JR仙山線
http://www.ikechang.com/news/news310.htm
■トロッコ列車の写真(山寺の紹介)
http://www.ikechang.com/yamadera.html

2007年10月26日(金) 山形県消防広域検討委員会、村山地域を1つのブロックに
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 国の消防組織法改正に伴う山形県消防広域検討委員会が、10月26日に山形県村山総合支庁で開催されました。全国には、管轄人口が10万人未満の「小規模」な消防本部が全体のおよそ6割、数にして486あります。小規模消防本部は初動体制、保有する消防車両、専門要員の確保等に限界があることや組織管理や財政運営面での厳しさが指摘されることがあることなどから、国は消防の広域化を図り、おおむね30万人以上の人口で1つの消防本部とする再編計画を掲げました。これを受けて、山形県は広域推進計画案を作成し、県内を村山地域、置賜地域、庄内北部、庄内南部、最上の5つのブロック分けた区割り案を会議で示しました。このうち、庄内北部、庄内南部、最上ではすでに広域化が進んでいることから、天童を含めた7つの消防本部がある村山地域と、5つの消防本部がある置賜地域が再編の対象地域となっています。

 会議には、学識経験者や市町村、消防関係者などが出席しました。広域化そのものに対する反対はなかったものの、「山形県救急業務高度化推進協議会の地域協議会が設置されている5ブロックが、救急業務の高度化を図る最も効果的な区分けであり、救命率向上にもつながる」と、区割り案に賛成する意見が出された一方、市川昭男(いちかわ・あきお)山形市長からは「いきなり村山と置賜を広域化するのは難しい。これまでの行政の結びつきなどを考慮し、首長などの考え方や意見を聞くべきだ」と、慎重な判断を促す意見が出されました。山形県はこうした意見を踏まえ、関係市町の担当者による調整会議などを開催し、今年度内の推進計画策定を目指しています。

(関連ページ)
■天童のニュース:消防・防災
http://www.ikechang.com/news/news686.htm
■天童のニュース:広域合併(周辺市町の動き)
http://www.ikechang.com/news/news720.htm

2007年10月25日(木) 山寺・作並地区民が「仙山線ワークショップ」を開催
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 山寺(やまでら)と作並(さくなみ)の地区民が参加して「仙山線ワークショップ」が山形市の南院集会所で開催されました。このワークショップは、JR仙山線の沿線地域が資源を生かした魅力ある地域づくりの方策を探るもので、これまでも両地区で開催されてきました。今回は、それらの内容を踏まえて両地区が相互に連携することができるか、また相手の地区に対して要望していくことはどういうことか、などについて意見を出し合い、そして、それぞれの提案内容を「個人」「組織」「地域全体」が誰と実行していくかを考えて、グループごとに発表しました。

 両地区で連携を図ることができる内容として、山寺地区からは「共同のPRパンフレットやホームページをつくる」「交流を深めるため、山寺と作並の共同の宣言を行う」などが提案され、作並地区からは「面白山(おもしろやま)スキー場をPRする」「周遊型プランを作る」などのアイデアが出されました。次回は、沿線地区の住民代表のほか旅行関係者や学生、JR東日本の社員を交えて11月末に開催される予定です。

 「山寺」は山形市にありますが、天童の観光地の1つと言ってもいいぐらいに近くにあり、最近は天童温泉との共同企画も取り組まれています。来年は宮城県を舞台にデスティネーションキャンペーンが行われますので、山寺地区の魅力アップにともなって天童へ訪れる人たちが増えることを期待したいと思います。

(関連ページ)
■天童のニュース:JR仙山線
http://www.ikechang.com/news/news310.htm

2007年10月24日(水) 天童・東根・河北の広域連携シンポジウムが開催
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写真:THKまちのグランドデザイン会議

 東根市さくらんぼタントクルセンターで「東西北村山広域連携シンポジウム」が開催されました。これは天童(Tendo)・東根(Higashine)・河北(Kahoku)の3つの青年会議所が今年4月に設立した「THKまちのグランドデザイン会議」が主催したイベントで、20代から30代の若者が、今後のまちづくりや広域での連携についての考えを発表しました。

 第1部は「ワイドエリアTHK構想」と題して3つの研究発表が行われ、それぞれの背景とその提案に至った経緯、メリット、推進する上での問題点について説明しました。その後、福島県三島町商工会の経営指導員・布施慶久(ふせ・けいきゅう)氏による「広域連携の実例とその効果」と題した基調講演が行われ、合併を前提としない広域連携を進める上での取り組みや、広域連携型地域ポータルサイトを立ち上げた経緯とその運用について話がありました。そして最後に、「THKのポテンシャルと連携による可能性」と題してパネルディスカッションが行われました。

<「ワイドエリアTHK構想」の3つの研究発表(要旨)>

(1)高校再編対策と高校生の地元就職率向上
2市1町には現在、天童高校、東根工業高校、谷地高校の3つの高等学校があるが、専門技術を習得できる高校を新設してはどうか?校舎は既存の3つの学校のものを使い、5年程度の過程で、4〜5年時には高校内で簡単な製品を受注生産しながら専門技術を習得し、卒業後そのまま提携企業への就職を選択できるようにしてはどうか?
(2)高速交通網に連動した2次交通整備と効果
2市1町には空港、新幹線、高速道路があり、100万都市の宮城仙台市にも隣接している。各自治体とも2次交通としてバスを運行しているが、乗客を乗せずに空気だけを乗せている「空気バス」と化してしまっているので、事務組合を設立して2市1町をまわる周遊バス路線を整備してはどうか?
(3)バーチャルシティ構築による交流人口の増加
2市1町にはさまざまな観光資源があるが、それぞれ単独でPRするのではなく、広域的に連携していってはどうか?例えば「サクランボ」は天童、東根、河北を合わせれば名実共に日本一のものになり、非常に強いインパクトになる。Web上に仮想都市を構築して、観光情報を発信してはどうか?

<パネルディスカッション「THKのポテンシャルと連携による可能性」の要旨>

コーディネーター
立松潔(たてまつ・きよし)山形大学人文学部教授
パネリスト
布施慶久(ふせ・けいきゅう)福島県三島町商工会経営指導員
長瀬敬子(ながせ・けいこ)NPO法人天童NPO支援サロン理事
菊池和博(きくち・かずひろ)NPO法人クリエイトひがしね理事長
澤善博(さわ・よしひろ)社会福祉法人河北町社会福祉協議会事務局長
寒河江理方(さがえ・まさのり)THKまちのグランドデザイン会議議長
2市1町の現状と課題[天童・長瀬氏]
住んでいて過不足がないため、危機感の欠如をもたらしているのでは?恵まれた資源を実感できないでいるように思う。
2市1町の現状と課題[東根・菊池氏]
いきおいがある。民間と行政による「協同のまち」として、歯車がかみ合ってきた感じがする。毎年1000人ほど人口が増えているのも、そのあたりにあるのではないか。
2市1町の現状と課題[河北・澤氏]
交流人口の拡大と中心商店街の活性化が課題となっている。
広域連携の可能性について[天童・長瀬氏]
ITを使って情報収集することで、自分たちの地域を再確認することの大事さを感じた。来年度に宮城県で行われるDCキャンペーンに合わせてTHKで活動してみてはどうか?ITを使っての情報交流もあるが、企業研修として天童市内を訪れる人たちも多い。東根には工業団地に数多くの企業があるので、そういう面での広域連携もあるのでは。
広域連携の可能性について[東根・菊池氏]
山形県の事業「やまがたふるさと塾」で地域文化の継承が行われているが、その合同披露の場を提供してはどうか?広域連携での発表会は、どの地域でも未だかつて取り組んだことがない。文化庁では「地域文化で日本を元気にする」を合言葉にして事業に取り組んでいるが、文化と経済は相反するものではない。芸能フェスティバルと商工観光物産市を合同で開催するようなイベントを企画してはどうか。
広域連携の可能性について[河北・澤氏]
仙台からそばや温泉めぐりで山形にやってくる人たちが多い。東根ではさくらんぼマラソンを行っているが、マラソンコースを天童・河北・東根をまわれるようなコースにしてはどうか。
2市1町の現状と課題[天童・長瀬氏]
住んでいて過不足がないため、危機感の欠如をもたらしているのでは?恵まれた資源を実感できないでいるように思う。
その他[天童・長瀬氏]
ITなどにより、地域住民が自分たちで情報を発信できるようになってきた。その声を吸い上げるような仕組みづくりが必要。また、バスについては「便数が少なくて不便だからバスに乗らない」「乗る人がいないからバスが廃止になる」という話になりがちだが、環境問題の観点から、バスのメリットを見直す時期にあるのかもしれない。
(関連ページ)
■天童のニュース:ボランティア・各種団体
http://www.ikechang.com/news/news160.htm
■天童のニュース:広域合併(天童市の動き)
http://www.ikechang.com/news/news7.htm

2007年10月23日(火) 山形−東京便、2007年9月期搭乗率が過去最高の95.4%に
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 2007年9月における山形−東京便の搭乗率が、2003年に日本航空によって復活運行されてから過去最高となる95.4%(MD-87で換算)になったことが、10月23日の山形県の発表で明らかになりました。日本航空山形支店は「背景には首都圏からの観光利用の増加がある」とコメントしています。9月の搭乗率は羽田発山形行きが95.1%、山形発東京行きが95.7%、平均すると95.4%になります。ここ数年の平均搭乗率を表にすると下のようになりますが、今年9月の搭乗率が極めて高いということがうかがえます。

<山形−東京便の搭乗率(MD-87で換算)>
項目 2005年(H17) 2006年(H18) 2007年(H19)
9月の平均搭乗率 59.9% 57.2% 95.4%
年間の平均搭乗率 55.3% 52.3% -

 機材のやり繰りの関係で、実際に運行されたのは163席のMD-81が16往復、134席のMD-87が14往復です。このため、実際の搭乗率は85.5%になりますが、それでもやはり高い搭乗率を記録しています。日本航空山形支店によると、平均的な搭乗割合は個人利用と団体利用が半々ぐらいだそうですが、9月については団体利用が7割を超えたそうで、「4月以降、団体利用が多くなっている。9月は特に顕著だった」としています。これは、旅行会社が企画した格安ツアーや東北一円を巡る周遊型ツアーに人気が集まっているためと見られています。

 山形空港利用拡大推進協議会では、「東京便旅行商品助成事業」として東京便を利用したツアー商品を組んだ旅行会社に対して、1席あたり片道500円の助成を行っています。本年度は1万席分で予算を組んでいましたが、9月で1万席を突破してしまったため、助成事業を10月いっぱいで打ち切ることを決めました。山形県によると「助成事業に興味を示し、有効活用して格安ツアーを企画している旅行会社も多い」とのことで、助成事業の打ち切りによって搭乗率の低下が懸念されてしまいます。

(関連ページ)
■天童のニュース:山形−東京便廃止問題
http://www.ikechang.com/news/news2.htm

2007年10月22日(月) 天童温泉協同組合、温泉化粧水「女将ミスト」を発売
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 天童温泉協同組合が、源泉100%使用の温泉化粧水「天童温泉女将ミスト」を発売しました。これは天童温泉を広くPRするために考えられたもので、温泉組合の女将たちがプロデュースして、温泉化粧水の開発を手がける東京都内の民間企業に製造を委託してあります。防腐剤や香料などの化学成分が一切入っていないのが大きな特徴で、この会社の特許である、金属半導体触媒技術を使って、温泉の有機物や雑菌を除去してあります。さらに、容器の中に外気が進入しない缶を使うことで雑菌の繁殖を抑え、長期保存が可能になっています。天童温泉の泉質は弱アルカリ性のナトリウム・カルシウム硫酸塩泉ですが、会社の担当者は「アルカリ性には古い角質をゆっくりとはがす働きがあり、ナトリウムは保湿成分が高いという特徴がる。さらに、メタケイ酸という肌のセラミドを整える保湿成分が多く含まれている」とし、天童温泉の美肌効果に太鼓判を押しています。

 この商品について、天童温泉協同組合では「県内の温泉では初の試み。天童温泉をいつも思い出してもらえる土産品として広く売り込んでいきたい」としています。「天童温泉女将ミスト」は1本あたり税込み1,050円(80グラム入り)で、各旅館やホテルの売店で販売されています。

(関連ページ)
■天童のニュース:天童温泉
http://www.ikechang.com/news/news970.htm
■天童温泉の紹介
http://www.ikechang.com/spa.htm

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