山形県嘱託警察犬等訓練競技会が11月4日に天童高原で開催されました。これは山形県嘱託警察犬連絡協議会が警察犬能力の向上を目的に開催しているもので、今年で15回目になります。シェパードやラブラドールレトリバーなどおよそ25匹の嘱託警察犬などが参加し、足跡のにおいを頼りに犯人の逃走ルートを追う「足跡追及」や、複数の遺留品の中からにおいで犯人の持ち物を特定する「臭気選別」が行われ、その精度を競い合いました。
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- ■天童のニュース:できごと全般
- http://www.ikechang.com/news/news110.htm
山形県村山総合支庁が企画した「市町村合併を考える懇談会」が、11月2日に山形市のホテルキャッスルで開催されました。会議には天童市を含めた村山地域14市町村の首長や議長、県関係者が参加し、室田哲男・総務省合併推進課長が合併の推進について、佐々木信夫・中央大学院教授が分権改革と自治体経営のあり方について講演したあと、意見交換が行われました。
「市町村合併を考える懇談会」での講演の要旨
- 室田哲男・総務省合併推進課長
- 合併は強い市町村をつくることが目的だ。自治体の規模拡大によるスケールメリットは確実にある。特に、県庁所在地の自治体や、人口1万人未満の自治体は重点的に検討してほしい。
- 佐々木信夫・中央大学院教授
- 国と地方、県と市町村の関係を変える必要がある。その上で、組織や職員も含め、自治体自身が政策を考え、きちんと実行できる体制を整備していかなければならない。
意見交換では「県のビジョン先行ではなく、枠組みを示す場合には、地域事情や住民の声を踏まえるべきだ」「合併協議が破綻した経緯を検証することが必要。各自治体による県への要望もあったはずだ。県にはそれらの点を十分に配慮した支援をお願いしたい。」という要望が出されました。
任期が間近に迫ってきたからなのか、ここ最近、斎藤弘(さいとう・ひろし)山形県知事の、市町村合併を強く推し進める姿勢が目立ちます。この会議もその意向を汲んだものと思われますが、頭ごなしに言われてしまっては、話はなかなか先に進まないのではないかと思います。
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- ■天童のニュース:広域合併(山形県の動き)
- http://www.ikechang.com/news/news740.htm
- ■山形県知事、市町村長と議長らに合併推進を「強く」求める (2007.10.15)
- http://www.ikechang.com/news/2007/news0710j3.html#071015
天童市麺類食堂組合青年部(石山正人部長)が、11月1日に蔵増地区にある市立いなほ保育園で蕎麦(そば)の振る舞いを行いました。このボランティア活動は毎年取り組まれているもので、メンバーら5名が蕎麦打ち道具一式を持ち込み、粉をこねるところから実演しました。ゆでた蕎麦はたぬきそばにして全員に振舞われましたが、園児たちは「ぼくもお蕎麦やさんになりたい」と大喜びだったそうです。
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- ■天童のニュース:ボランティア・各種団体
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