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天童のニュース(平成19年11月・第2週) (最終更新:2007年11月12日)
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2007年11月11日(日) JR仙山線、全線開通70周年記念イベントが開催
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 山形と仙台を結ぶJR仙山線の、全線開通70周年記念イベントが11月10日に山寺駅前で開催されました。仙山線は1937年(昭和12年)11月10日に作並から山寺までが開通し、奥羽本線の羽前千歳を経由して山形から仙台までが1本のレールでつながりました。

 「古希」となったこの日は、やまがた舞子や天童温泉女将の「お駒会」が、山寺駅に降り立った乗客を出迎えました。そして、記念イベントでは、太田稔・JR東日本仙台支社営業部長は「仙山線は山形、宮城両県の県都を直結し、地元の方々に愛されてきた。急勾配、急な曲線、単線という厳しい条件の中で走り続けてきた」、市川昭男(いちかわ・あきお)山形市長は芭蕉の扮装で「仙山線の車窓からの絶景などを最大限に活用し、仙山交流を深めていきたい」、武田忠男・山寺地区振興会長は「仙山線のおかげで山寺は仙台からの観光客でにぎわった。『もう一度来てみたい』と思ってもらえるように頑張らなければならない」と、それぞれあいさつをしました。

 来年2008年、宮城県を舞台にしてJR東日本や関係機関が連携して「デスティネーションキャンペーン」が実施されますが、これに備えて、山寺駅では見晴らし台やプラットホームのリニューアルが行われています。山寺から天童へ足を伸ばす観光客も見込まれますので、天童でもおもてなしの準備を入念にしておく必要がありますね。

(関連ページ)
■JR山寺駅、DCキャンペーンに合わせリニューアル計画 (2007.08.28)
http://www.ikechang.com/news/2007/news0708j5.html#070828
■天童のニュース:JR仙山線
http://www.ikechang.com/news/news310.htm

2007年11月10日(土) 「三中学区なかまっ子交流会」が西沼田遺跡で開催
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 来年4月に天童市立第三中学校へ入学する小学校6年生を対象にした「三中学区なかまっ子交流会」が開催されました。これは市立蔵増小学校PTA会長の呼びかけでスタートしたもので、蔵増小学校、寺津小学校、高擶小学校、長岡小学校のPTA役員や先生などの有志が実行委員会を組織して準備が進められました。人口6万人の天童市でも少子化は進んでいて、6年生の人数は寺津小が20名、高擶小は約40名、長岡小は約60名、蔵増小は約30名しかいません。それまで少人数学級で過ごしてきた環境からいきなり大きなクラスになって戸惑う子どもが多いのが、市内4つのいずれの中学校でも見受けられるようです。そのような状況から「中学校に入ってから少しでも人間関係がスムーズに行くように」「友達が早くできるように」との保護者の希望もあって今回のイベントが実現しました。

 会場の西沼田遺跡には、参加を希望したおよそ100名の子どもたちと保護者や先生など合計200名弱が集まり、子どもと大人がそれぞれ班をつくりました。そして、初対面同士の子どもたちの心を解きほぐすために体操や他者紹介などのレクリエーションゲームをまず行った後、豚汁つくりの共同作業に取りかかりました。

 子どもたちは食材を切り分け、火をおこすところから挑戦しましたが、大人の目線から見ていると、どちらも黙って見ているのがなかなか難しい「ドキドキの連続」な状況でした。まず、ブロックを組み合わせてかまどをつくる段階では「それじゃ薪を入れるスペースがないだろぉ」「鍋が乗らないだろう」というのがあったり、火がついてからも「紙だけ燃やしててもだめだろぉ〜」「木を組まないでドンドン突っ込んでたら逆に燃えないだろぉ〜」とか、調理のほうはというと「皮をむく」というよりはナイフで鉛筆を削るように野菜に立ち向かっていたりして、指を切りはしないかと気が気でなりませんでした。そんな中、大根やジャガイモの皮むきを器用にこなす女子もいて「家でいつも手伝ってるんだろうなぁ」「こういう子はモテるだろうなぁ」と、逆にドキッ!とする場面もありました。

 学校行事としてではなく各小学校のPTAが協力して取り組んだ初めてのイベントでしたが、参加者にはおおむね好評だったようで、保護者からは「来年もやったほうがいいのでは」という声が聞かれました。これで中学校に入ってからすべてがスムーズに行くという訳ではありませんが、友達づくりのきっかけにはなりそうです。

写真:他者紹介する子どもたち
レクリエーションゲームで和やかな雰囲気を...
写真:調理の準備をする子どもたち
担当を決めて調理の準備を始めます
写真:鍋にクレンザーを塗る子どもたち
後片づけが楽なように先にクレンザーを付けます
写真:火おこしをする子どもたち
肝心の「火」は火おこし道具の「まいぎり」で...
写真:皮むきをする子どもたち1
どの班も女子が調理担当になっていました
写真:皮むきをする子どもたち2
初対面で最初はお互い遠慮気味だったようです
写真:鍋をつくる子どもたち1
みんなで協力して豚汁をつくりました
写真:鍋をつくる子どもたち2
会場にはモクモクと煙が立ち込めました
写真:鍋を食べる子どもたち
できあがった鍋を囲んでみんなで食べました
写真:西沼田遺跡の説明会
西沼田遺跡の説明会も行われました
(関連ページ)
■天童のニュース:教育
http://www.ikechang.com/news/education.html
■天童のニュース:遺跡・史跡
http://www.ikechang.com/news/news960.htm

2007年11月9日(金) 天童市消防本部、県消防職員119駅伝競走大会で優勝
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 「119番の日」になっている11月9日、上山市民公園周辺を会場に山形県消防職員119番駅伝競走大会が開催されました。18回目を数える今回は、山形県内11の消防本部から13チームが出場し、公園付近を中継所とする1周2.3キロメートルの周回コースでたすきをつないでいきました。この大会は、地域の防火意識の高揚とともに、県内消防職員の親睦を図ろうと各地区持ち回りで開催されているものです。天童市消防本部チームはたすきの代わりに防火衣を着用しレースに臨み、みごと優勝を果たしました。

(関連ページ)
■天童のニュース:消防・防災
http://www.ikechang.com/news/news686.htm

2007年11月8日(木)
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2007年11月7日(水)
画像:最高気温最高気温 17.5度 画像:最低気温最低気温 6.0度 画像:はれ天気:はれ) 画像:ページ先頭へ画像:検索ページへ

2007年11月6日(火)
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2007年11月5日(月) 山形県知事、広域合併について3市2町の各首長と意見交換
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 斎藤弘(さいとう・ひろし)山形県知事は、天童市、山形市、上山市、山辺町、中山町の3市2町の各首長と意見交換会を11月5日に山形県村山総合支庁で開催しました。もともと個別のテーマはありませんでしたが、実質的に広域合併を中心とした内容になりました。各首長とも将来の合併は必要という認識を示しましたが、新合併特例法の期限となる2010年3月までの合併を目指すよりも、まずは合併の合意形成を優先すべきとの認識で一致したようです。これに対して、斎藤知事は「ネガティブなものではなく、思っていた以上に前向きだった」と感想を語っています。

 会議では、まず市川昭男(いちかわ・あきお)山形市長が、3市2町による合併の推進を提起しました。これに対して、遠藤登(えんどう・のぼる)天童市長は東根市、村山市、河北町とともに2市1町共立衛生処理組合(通称:クリーンピア共立)を構成している自治体であることから難色を示し「(村山地方の)7市7町で大県都をつくってはどうか」と発言しました。市川市長は「合併後に負担金を支払う方法もある。組合はネックにならない」と答えました。

 上山市長、山辺町長、中山町長の3首長は、3市2町による「将来的な」合併については必要という姿勢だったようです。しかし、前回の法定協議会が破談した経験から、いずれの首長も合併そのものより合意形成の重視を示しています。また、県や国が合併した自治体に手厚く予算を配分する姿勢を批判する意見も出されました。

遠藤登(えんどう・のぼる)天童市長
「(村山地方の)7市7町で大県都をつくってはどうか」
横戸長兵衛(よこと・ちょうべえ)上山市長
「新合併法特例法にこだわると前回の二の舞になる。失敗は許されない」
遠藤直幸(えんどう・なおゆき)山辺町長
「『する』とか『してやる』ではなく、新しい県都をつくるとの観点が大事だ」
「(国の予算措置に対して)合併しないと交付税カットというのは間違っている」
宇津井弘治(うつい・ひろじ)中山町長
「合併したくてもできず、独自の道を歩まないといけない」
「(県が2007年度の道路整備予算を合併した自治体に重点配分した姿勢に対して)継続事業ぐらいは支援を願う」

 会合のあと、斎藤弘(さいとう・ひろし)山形県知事は「東南村山は破談の悔しさと、もう一度やる時の難しさとが複雑に絡んでいる」とし、「県が示した3市2町の枠組みにこだわるつもりはなく、議論が深まってくれればと思う」とコメントしています。

(関連ページ)
■天童のニュース:広域合併(山形県の動き)
http://www.ikechang.com/news/news740.htm
■山形県村山総合支庁、市町村合併を考える懇談会を開催 (2007.11.02)
http://www.ikechang.com/news/2007/news0710j3.html#071015

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