サッカーJ1のモンテディオ山形は、天童市のNDソフトスタジアム山形に2位の鹿島アントラーズをJ1リーグ戦の最後の試合、第34節を戦いました。
1.鹿島アントラーズを歓迎するノボリ旗
前日まで雪の予報が出ていて、夜中に急いで車のタイヤを交換しましたが、5〜6度までしか冷え込まず、無事に午前7時30分の列整理に行くことができました。 ただ上空はどんよりとした冬の空で、ライトをつけながら走行したほうが良いような状況でした。 対戦相手が鹿島アントラーズということも多大に影響したのだと思いますが、前日までにホーム自由席(ゴール裏)・メインスタンド席が完売しました。その甲斐もあって、午前7時30分の列整理では、今季開幕戦の浦和レッズを上回る人たちが並びました。 |
JR天童駅から天童温泉へ伸びる道路では、北側に鹿島アントラーズを歓迎する赤い旗がずらっと飾られました |
2.スタジアム外の様子
深夜から雨と風が続いていましたが、午後0時頃には雨が止み、雲の切れ間から太陽が姿を見せるようになりました。ただし、相変わらず冷たい風が吹き付け、体感的には氷点下に近い天気でした。
スタジアム周辺では時おり突風が吹く程度でしたが、宮城県境では風速20メートル近い風が、福島県内では風速25メートルを超える台風クラスの風が吹きました。この影響で、山形新幹線(東北新幹線)は福島県内で何度も「運転見合わせ」になったり、行き先が山形ではなく仙台に変更されたりしてしまいました。
しかも、仙台から山形に向かう仙山線(せんざんせん)も強風のために県境付近で「運転見合わせ」になり、在京の山形サポーター、鹿島サポーターに多大な影響を与えました。天童に午後1時過ぎ到着予定だった在京のある山形サポーターは、天童に着いたのが午後5時ごろ、スタジアムに到着したのが午後5時20分ごろになってしまいました。
お昼前ぐらいから青空が見えるように |
プーマのプレゼントには長〜い行列ができました |
中央口となりではあったかいお茶でおもてなし |
Webサイト「どりぶる山形」PRを兼ねてドリブル大会も |
大人から子どもまで挑戦してました |
炎のカリーパンにも長い行列ができてました |
地元紙の山形新聞社が記念号外を配布しました。みなさん写真を眺めながらこれまでの試合を振り返り、入場までの時間をすごしていました。 山形新聞社のモンテディオ山形特集ページ「燃えよモンテディオ」でそのPDFデータが公開されています。 |
- (関連ページ)
- ■山形新聞:燃えよモンテディオ(外部サイト)
- http://yamagata-np.jp/monte/index.php
3.炎のカリーパン「対戦相手を喰っちゃおー!」(鹿島編)
炎のカリーパン「対戦相手を喰っちゃおー!」(鹿島アントラーズ編)は、
- あんこう入り(鮟鱇の白身のフライ)
- れんこん入り
- 納豆入り
- 干芋入り
メニューその1「あんこう入りカリーパン」 |
鹿島周辺はあんこう鍋の本場として知られています |
メニューその2「れんこん入りカリーパン」 |
茨城県はれんこんの生産量日本一です |
メニューその3「納豆入りカリーパン」 |
茨城県は納豆の生産量も日本一です |
メニューその4「干芋入りカリーパン」 |
さらに、干し芋の生産量も日本一です |
4.山形赤根ほうれん草創作料理コンテスト
中央広場の北側では、「山形赤根ほうれん草創作料理コンテスト」の最終審査が開催されました。これは、普通の品種より甘さが強い郷土野菜「山形赤根ほうれん草」をもっと広めていこうと、天童市野菜研究会と山形県村山総合支庁が企画したイベントです。 11月23日の第1次審査で選ばれた「野っ葉、赤根ほうれん草サラダ」「ポパイのだし風おひたし」「ほうれん草コロッケ、ほうれん草ディップ」の3品が山形と鹿島のサポーター300名にふるまわれ、投票によって優勝作品が決められました。
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テーブルには300人分の料理が並びます |
一番オススメの1品にトレイを入れて投票 |
山形赤根ほうれん草の実物も展示 |
料理の実物も展示されました |
小分けにされた3品がトレイで出されました |
左から
迷った挙句、ヤマイモ?のネバネバと、だし風のタレ?が気に入って「ポパイのだし風おひたし」に投票しました。「野っ葉、赤根ほうれん草サラダ」は蕎麦(そば)が入っているのが面白かったです。 |
投票は、3品が載せられていたトレイをダンボールに入れる方法で行なわれました。ハーフタイムや試合後に投票の結果がお知らせされるのかと思いましたが、スタジアムでの発表はありませんでした。 なお、当日の様子は山形放送(YBC)がテレビ取材していましたので、「サンデー5」あたりで放送になるのではないかと思います。 |
山形と鹿島、両方のサポが審査に参加しました |
5.スタジアム内の様子
ホーム自由席うらにある売店もお祝いムード |
すでに2試合前にJ1残留を果たしていたこともあってか、スタジアム内はリラックスした雰囲気に包まれていました。スタジアム内の売店も、J1残留をお祝いするムードにあふれています。 選手たちにとっても、プレッシャーを感じず、自分たちが1年間積み重ねてきたものを発揮しやすい雰囲気だったのではないでしょうか? |
ビジョンには、モンテのユニフォームスポンサー「PUMA」のプレゼンツマッチと表示されました |
ここ数年は雪やみぞれまじりの最終節でしたが、今年は青空も見える良い天気でした |
雪山をバックにはためく両チームのフラッグ |
平地では雪は降りませんでしたが、周りの山々はすでに白くなり、「山形はもう冬だ」ということを否応なしに見せつけています。
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スターティングメンバーの紹介で盛り上がる鹿島サポーター |
選手入場の際にはドクロマークのフラッグも掲げられました |
最終節にふさわしく周りの山々はすっかり白くなりました |
- (関連ページ)
- ■天童のニュース:モンテディオ山形
- http://www.ikechang.com/news/montedio.html
- ■モンテディオ山形:鹿島アントラーズ戦フォトギャラリー(外部サイト)
- http://www.montedio.or.jp/photo/photo_l1034.htm
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