山形県の発表によると、11月における山形東京便の利用者数は前年同月比59.2%減の1,894人でした。搭乗率は41.5%で、採算ラインの6割を下回っています。山形東京便は10月31日のダイヤ改正により、山形発の時間帯が午後から午前に変わりました。しかし、160席の中型機から76席の小型機へ機材が変わったため、団体客が利用しづらくなったことが影響しているようです。
山形空港利用拡大推進協議会では新たにチラシ2,000枚を作成し、飛行機の利用をPRしています。山形県地域・交通政策課の竹内重貴課長は「ダイヤ改正は県民の利便性向上には一定の効果があったが、県外発の利用が落ち込んだ。出張需要のある企業などの意見を聞きながら、ダイヤの改善を働きかけていきたい」とコメントしています。
(河北新報2010年12月21日より)
- (関連ページ)
- ■[2010.11.01] 山形空港、エンブラエル170型機の就航記念セレモニーを開催
- http://www.ikechang.com/news/2010/news20101101.html
- ■天童のニュース:山形−東京便廃止問題
- http://www.ikechang.com/news/news2.htm
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