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天童のニュース(平成25年12月5日) (最終更新:2013年12月6日)

2013年12月5日(木) 縁起物の置き駒「左馬(ひだりうま)」、製作がピークに

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写真:左馬(ひだりうま)の写真
写真は高さ30センチ強の置き駒です

 年末になり、来年の干支「午年(うまどし)」ちなんだニュースがテレビや新聞で取り上げられるようになってきました。山形のローカル局TUY(テレビユー山形)夕方のニュース「Nスタやまがた」では、縁起物の置き駒「左馬(ひだりうま)」が紹介されていました。

 「左馬」は天童で生まれた天童独自の将棋駒で、福を招く商売繁盛の守り駒として、家を新築した方や商売を始めた方への贈り物として重宝されています。

将棋のまち天童 福を呼ぶ“左馬”天童で製作ピーク

 さて、来年は午年ですが、将棋のまち天童市では独特な文字で描く将棋駒「左馬」(ひだりうま)づくりがピークを迎えています。福を呼び、商売繁盛の守り駒として人気を集めています。

 馬の字が逆に書かれている将棋駒、これが左馬です。天童市で50年に渡り将棋駒づくりを行っている栄春堂では、先月から左馬づくりが始まり、いまがピークを迎えています。ところで左馬の由来はなんなのでしょうか?

     「馬」(うま)の反対は「舞う」(まう)で、昔からめでたい席に踊りを踊る舞うですね、縁起のよい駒。ふつう、人が馬を引いていくが、逆だから、馬が人を連れてくるから、千客万来で、商売繁盛の駒だって言われてます。(彫師:冨沢武夫さん)

 ちょっと見てください、この左馬。2種類あるんです。こちらがおとなしい感じの左馬、こちらは荒々しい感じの左馬です。

     こっちは駒の字がかすれて「髭馬」(ひげうま)とかってウチでは言ってるんだけど、勢いのある馬。(彫師:冨沢武夫さん)

 値段は2000円弱から1万8000円台まで。来年の午年にあやかり、商売などの縁起かつぎによく売れているそうで、18センチ3000円台の左馬が一番人気ということです。

     これ買ってって宝くじ当てた人もいるらしいね。(彫師:冨沢武夫さん)

 群馬県(ぐ「んま」けん)生まれの冨沢さん、午年の来年はどんな年になりますか?

     消費税も上がるし、なんとも…。なんとも言えない。んでも、うまくいって、景気もよくなるといいけどねぇ。(彫師:冨沢武夫さん)

 福を呼ぶ左馬づくりは年明けまで続きます。 みなさんもいかがでしょうか?

(2013年12月5日 TUY「Nスタやまがた」より)
(関連ページ)
■左馬の由来
http://www.ikechang.com/shogi4.htm
■天童市観光物産協会(天童市物産センター)←左馬をお求めいただけます
http://www.ikechang.com/navi4.htm
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