「紅花」というと、「口紅の材料」というイメージが強いのですが、実は抗酸化作用を持つ有用な食材として非常に注目を集めています。この「食材としての紅花」をもっとアピールしようと、紅花を使った料理教室が開催されました。
天童市上貫津地区で開催中の「おくのほそ道天童紅花まつり」(〜13日)に合わせた料理教室が9日、同市のもり〜な天童で開かれ、紅花を使った彩り豊かな4品を調理した。
紅花には抗酸化作用があるとされ、特若菜は鉄分とビタミンが豊富で、くせのない食味で注目を集めている。
まつり実行委員の大山るり子さんが指導し、主婦ら約10人が参加。紅花若菜を練り込んだ緑色のめんをメーン食材に、パスタ風のトマトソース、たっぷりの野菜を載せたサラダめん、油揚げに包んだいなりめんを調理。紅花の花びらは、オレンジと白のコントラストが映える寒天に仕上げた。大山さんは「食材としての紅花をもっと知ってほしい」と話していた。まつり会場では、紅花若菜の天ぷら付きそば(650円)も提供している。
前の日へ... | 今月の見出しへ... | 次の日へ... |