東洋経済新報社が毎年実施している「住みよさランキング」で、天童市は昨年に引き続き東北・北海道ブロックで2位にランキングしました。全国順位は一昨年38位、昨年24位で、今年は26位になりました。
全国814都市(791市と東京23区、6月19日現在)を対象とした2017年の「住みよさランキング」によると、各種公的統計を基にした総合評価で、本県トップスリーは天童市(26位)、新庄市(27位)、東根市(40位)だった。前年と同じ顔触れだったが、新庄市は利便度、東根市は快適度などが評価され、ともに全国順位を上げた。
天童市は、人口当たりの小売業年間商品販売額と大型小売店店舗面積を基にした「利便度」で15位(前年19位)。汚水処理人口普及率や人口当たりの都市公園面積などで産出した「快適度」で71位(同78位)だった。一方、財政力指数や人口当たりの地方税収入額などに基づく「富裕度」は445位(同458位)。病床数(人口当たり)や出生数などを指標とした「安心度」は377位(同350位)にとどまった。住宅延べ床面積(1住宅当たり)と持ち家世帯比率を基にした「住居水準充実度」」は246位(同227位)。
新庄市は利便度で6位、東根市は快適度で58位になるなど、一部の項目で天童市を上回った。他に住居水準充実度で尾花沢市が3位、村山市が6位に入った。
北海道・東北ブロックの中で総合評価のベストテンに入ったのは天童市(2位)新庄市(3位)東根市(5位)尾花沢市(9位)。全国の総合評価1位は、都心のベッドタウンとして発展している印西市(千葉県)で6年連続。2位は砺波市(富山県)、3位は長久手市(愛知県)となった。
ランキングは、経済誌を発行する東洋経済新報社(東京)が1993年から、東日本大震災のあった2011年を除いて毎年公表している。国の統計など15指標を基に、都市力を安心度、利便度、快適度、富裕度、住居水準充実度の5項目に分類。項目ごとに平均値を50とした偏差値で各都市を評価した。
全国住みよさランキング2017 県内トップ天童市
新庄市、東根市が続く
利便性や快適さ 統計基に総合評価
県内順位
自治体名
総合順位
前年順位
変動
1
天童市
26
24
↓2
2
新庄市
27
32
↑5
3
東根市
40
56
↑16
4
尾花沢市
62
66
↑4
5
寒河江市
105
103
↓2
6
山形市
176
152
↓24
7
上山市
215
265
↑50
8
長井市
217
207
↓10
9
南陽市
270
224
↓46
10
酒田市
274
287
↑13
11
鶴岡市
407
413
↑6
12
米沢市
526
526
−
13
村山市
657
609
↓48
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