10. ベン・タイン市場
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何でも手に入るベン・タイン市場。中には屋台もあります。
この建築物は日本では決してみられない形ですよね。
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ベン・タイン市場への道のりはやはり遠かった。ほんの1キロ弱の市場への道のりを往復するのに1時間弱もかかってしまった。なにしろ目の前にベン・タイン市場があるのに、ものすごい交通量のため、遠回りをしなくてはたどりつかないのだから。
中に入ったとたんにいきなり、
「コーヒー豆いらない?」
「お姉さん、何欲しい?」
といきなりきれいな発音の日本語で少女が話しかけてきた。
「ノー。」と言うと
「なんで?」とその少女が言う。
少女の近くにいた男の人が、何やら別の少女に話しかける(今度はお前が行け...)
わたしたちは、取り巻きをぞろぞろと引き連れながら、ベン・タイン市場を一周してしまった。何も買わないままで。少女に日本語を教えたのは誰だろう? ホーチミンシティの庶民の市場、ベン・タイン市場は、ガイドブックの表紙を飾り、ホーチミンシティの代表的な観光地となり、そして日本人から金をまきあげるのに好適な場所と化してしまったようだ。
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