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勝利の舞1 (最終更新:2002年5月7日)
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 対局の終了後は「勝利の舞」が演じられます。この点においても「人間将棋」を市民参加型のイベントにするための取り組みがおこなわれ、今年は地元学生が担当することになりました。1日目は天童市の高擶地区(たかだま)にある羽陽学園短期大学の学生サークル、2日目には山形市にある東北芸術工科大学の学生サークルが担当しました。

羽陽短大ダンスサークルによる踊り
<羽陽短大ダンスサークルによる踊り>
羽陽短大ダンスサークルによる踊り
<羽陽短大ダンスサークルによる踊り>

 主催者側でどのようにお願いをしたのか分かりませんが、1日目の「勝利の舞」はちょっとがっかり。たくさん人が集まることから「人間将棋」を色々な発表の場にするという発想自体は問題ないのですが、その内容にはもう少し吟味していただいた方が良いと思います。「人間将棋」のおごそかな雰囲気とはまったく正反対な内容に、あっけにとられてしまったのはわたしだけではなかったでしょう...。

 2日目の「勝利の舞」には、山形市にある東北芸術工科大学の民俗舞踊団「郷(さと)」が岩手県岩泉町(いわいずみちょう)に伝わる郷土芸能「中野七頭舞(なかのななずまい)」を披露しました。「中野七頭舞(なかのななずまい)」は五穀豊穣(ごこくほうじょう)、家内安全、大漁を祈願して舞われるものだそうです。

中野七頭舞(なかのななずまい)を舞う東北芸術工科大学の学生
<東北芸術工科大学の学生による中野七頭舞>
中野七頭舞(なかのななずまい)を舞う東北芸術工科大学の学生
<中野七頭舞の「先打ち」>

 「中野七頭舞(なかのななずまい)」は、黒森神楽を源流としているものです。岩泉町中野に生まれた黒森神楽の神楽太夫、工藤喜太郎が神楽の舞のひとつ「シットギジシ」(神楽の一行が神楽宿となる家に入るときに踊る演目)をもとに天保時代(1830年〜1843年)に作り上げたといわれています。


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