天童のニュース(平成12年11月・第2週)In English
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2000年11月12日(日) 舞鶴山に市民参加の桜並木が誕生
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[ 七日町ふれあい古道での桜の植樹 ]

 毎年4月に「人間将棋」がおこなわれる舞鶴山(まいづるやま)は、天童の桜の名所としても知られています。その舞鶴山の東のふもとに、新しい桜の名所「七日町(なのかまち)ふれあい古道」が誕生しました。これは天童市役所がミレニアム記念事業の1つとして実施したもので、市民から桜の木を購入・寄贈してもらう形で整備されました。

 「七日町ふれあい古道」事業をおこなうことにしたいきさつについて、天童市長はあいさつのなかで
  • 舞鶴山の桜のほとんどは頂上広場と西側斜面にしかなく、東側にはまったくない。
  • その昔、舞鶴山の東側には旧羽州街道が通っていて、東の方が天童の中心になっていた。その後、国道13号が舞鶴山の西側に整備されたため町も西に移動した。そんな歴史を思い返す意味でも、東側に桜回廊を整備することにした。
といっていました。

 舞鶴山の東側では、鍬ノ町(くわのまち)土地区画整理事業や北目土地区画整理事業がおこなわれ、新しいランドマークになりつつあります。また、地域内には、新しい山形県立中央病院の前を通って山形市街地へ通じる新新バイパスともいうべき道路も整備されています。旧羽州街道で栄えたときのように、今度は東側が天童の「顔」になるのでしょうか?

(関連ページ)
▼七日町ふれあい古道の場所(天童市東部の地図)
http://www.ikechang.com/map_d2.htm
▼天童市の桜の名所
http://www.ikechang.com/nature/cherry1.htm

2000年11月11日(土) 天童市農業まつりが開催
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 11月11日(土)と12日(日)の2日間、天童市役所の向かい側にあるJAてんどうで天童市農業まつりが開催されています。会場では今が旬の果物ラ・フランスの特売やとれたての新米、漬物用の青葉(せいさい)などが市価よりも安い値段で提供されています。その他にも、新米「はえぬき」を400名にやお餅のプレゼントにはたくさんの人たちが行列を作っていました。


2000年11月10日(金) ラ・フランスの生産量が2,000トンを突破
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[ ラ・フランス ]

 生食用ラ・フランスの取扱量が2,000トンに達したことを記念して、JAてんどうは記念の祝賀会を開催しました。天童市はラ・フランスの生産量で「日本一」を誇っており、生食のほかにジュースやゼリーなどの加工用として扱われるものもあるため、両方を合わせると今年の生産額は8億円になる見込みです。

 ラ・フランスは19世紀にフランスのクロード・ブランシェ氏が育成した洋ナシの一種で、「果物の女王」と呼ばれています。しかし、本国フランスでは風土に合わなかったようで、残念ながら古い文献にしか登場しない品種になっています。ラ・フランスは他の果物とは異なり、収穫直後は実が固く、追熟させなければならないという特徴があります。JAてんどうでは、食べ頃で出荷できるように予冷・追熟するための巨大な冷蔵庫や選果場を建設したりして生産拡大に努めてきました。ラ・フランスは1980年代から本格的に導入され、現在では624人の農家がラ・フランスを栽培しています。

(関連ページ)
▼天童市内の観光果樹園
http://www.ikechang.com/fruits0.htm

2000年11月9日(水)
画像:最高気温最高気温 12.7度 画像:最低気温最低気温 2.4度 画像:はれ天気:はれ) [目次・グラフ]

2000年11月8日(水)
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2000年11月7日(火) 市町村合併に限り事業所税と都市計画税を免除
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 自治省は市町村合併を進めるため、人口30万人を超える自治体が課税している事業所税と都市計画税を市町村合併の場合に限り5年間免除できるよう決めました。現在の法律では、小規模市町村がすでにこれらの税金を集めている政令指定都市などと合併した場合、これまで税金を集めていなかった小規模市町村でも同様に税金を集めなければならなくなってしまいます。その結果「税金が高くなるなら合併反対!」という意見の出てくることが安易に予想されます。

 事業所税と都市計画税の軽減そのものは、合併を検討している市町村から出てきたそうです。国ではこの声に答えるかたちで負担の軽減を決めましたが、税金の免除については1950年代におこなわれた「昭和の大合併」でも盛り込まれていません。今回の改正は日本の歴史上初めての試みといえる制度改革で、そこまでして市町村合併を進めなければならないほど国の財政状況は厳しいという見方もできると思います。

 天童周辺の広域合併では、天童を除いた2市2町が合併に向けて準備を進める段階に入りつつあります。これらの自治体が合併すると人口が30万人を超えるため、本来であれば新たに課税しなければならなくなります。そういうことから考えれば、2市2町は急いで合併した方がいいと言えます。

<平成12年5月1日現在の人口>(山形県の取りまとめ)
山形市 254,557人
上山市 37,132人
山辺町 15,391人
中山町 12,676人(合計 319,756人)

天童市 63,174人

(関連ページ)
▼事業所税(名古屋市公式サイト)
http://www.city.nagoya.jp/04zaisei/siori/ch_204.htm
▼都市計画税(名古屋市公式サイト)
http://www.city.nagoya.jp/04zaisei/siori/ch_203.htm

2000年11月6日(月) 山形自動車道の新笹谷トンネルが15日に貫通
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 山形自動車道の4車線化を目指して工事が進んでいる新笹谷(しん・ささや)トンネルが、予定よりも1ヶ月以上早く11月15日に貫通することになりました。新笹谷トンネルは現行の笹谷トンネルの約30メートル南側に並行して整備されており、2001年度(平成13年度)に完成する予定です。その後2002年度(平成14年度)には、現行の笹谷トンネルの整備をおこない、整備が終了次第、4車線化での供用となります。

 山形自動車道は東北自動車道の村田JCT(ジャンクション)から山形方面へ分岐する高速道路で、天童市から車で10分程度の距離に山形北IC(インターチェンジ)があります。2003年から2004年(平成15年から平成16年)頃には山形北IC(インターチェンジ)から村田JCTまで完全4車線になりますので、さくらんぼやお盆のシーズンの渋滞も解消されることになるでしょう。


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