パイオニアレッドウィングスが、新たな試みとして練習の一般公開を6月から始めました。公開2回目となる6月16日は、およそ20名のファンが東北パイオニア体育館を訪れ、2階の通路から練習風景を眺めていました。現在は7月6日から始まる「第27回日本サマーリーグ」の1次リーグ戦に向けた練習が行われているようで、もしかすると抜けがあるかもしれませんが、杉本早希(No.2 / すぎもと・さき)選手、新加入の西堀育実(No.7 / にしぼり・いくみ)選手、細川麻美(No.15 / ほそかわ・まみ)選手、高橋美帆(No.18 / たかはし・みほ)選手、吉田真未(No.20 /よしだ・まみ)選手、今野加奈子(No.21 / こんの・かなこ)選手、南早希(No.24 / みなみ・さつき)選手、滝沢ななえ(No.25 / たきざわ・ななえ)選手の姿が確認できました。途中で江口理代(No.17 / えぐち・まさよ)選手の姿も見えましたが、別メニューを行っているようで、チーム練習には参加しませんでした。
公開練習に訪れてみて少々驚きだったのは、あまり人数が多くなかったことでした。公式戦やファンの集いにはものすごい人数が集まるのですが、普通の練習というだけではあまり魅力がないということなのでしょうか? それとも、佐々木みき選手をはじめとしたレギュラー陣は見られないだろうということだったのでしょうか? また、ファンの集いでは女性の割合が9割近いように見えるのですが、この日は20代の男性がメインで、そのほか小中学生(?)の女子といった構成でした。この構成の違いは、お目当ての選手が誰なのか、といったところなのかもしれません。
しかし、6月といえばちょうどサクランボのシーズンです! 午前中にパイオニアの公開練習を見学して、お昼は天童のおそばを食べ、午後から東北パイオニアが運営する「天童オルゴール博物館」を見学してサクランボ狩りを楽しめば、天童の観光も満喫できてしまいます。次回の公開練習日は、サクランボシーズン真っ只中の6月23日(土)です。6月21日(木)まで事前申し込みが必要ですので、ちょっとでも興味をもったなら、すぐにパイオニアレッドウィングス事務局 (TEL 023-654-9159)へ電話しましょう〜。
- (関連ページ)
- ■天童のニュース:パイオニアレッドウィングス
- http://www.ikechang.com/news/pioneer.html
- ■天童オルゴール博物館 ARSBEL
- http://www.ikechang.com/navi15.htm
天童市奈良沢(ならざわ)のサクランボ畑から、収穫間近の佐藤錦(サトウニシキ)およそ3キログラムが盗まれたと、6月15日に天童警察署へ届けられました。被害を届け出たのは、農地の所有者の水戸部茂さん(78歳)で、被害額はおよそ1万2000円とされています。天童市内で被害届が出されたのは今シーズン3件目になりますが、被害届を出していないケースもあるようで、実際にはもっとたくさんの被害があるようです。警察の調べでは、14日正午ぐらいから15日午前9時ぐらいまでのあいだに、果樹畑にあるおよそ35本のサクランボのうち10本の佐藤錦(サトウニシキ)から、収穫間近の実だけが軸ごともぎ取られていたそうです。水戸部さんの家族によると3日ほど前から毎日のように盗難にあっているそうで、合計すると10数キログラムほどの被害量になるそうです。
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- ■天童のニュース:サクランボ
- http://www.ikechang.com/news/cherry.html
天童市農業協同組合がラ・フランスセンターの施設の一部を民間業者に貸し出していた問題で、天童市山口にあるフルーツセンターでも同じように不適正な賃貸が行われ、5年間でおよそ400万円の収入を得ていたことが6月14日までに明らかになりました。フルーツセンターはリンゴやサクランボなどを扱う選果場兼貯蔵所で、1994年3月に総工費およそ6億1000万円をかけて完成しました。こちらもラ・フランスセンターと同じように、国からおよそ3億円、山形県からおよそ5000万円の補助金を受けていますが、2002年4月からおよそ5年間、山形県内の食品加工業者1社に対して賃貸されていました。借りていた会社では、加工用のリンゴやモモなどを保管していたそうです。
- 天童市農協販売部のコメント
- (両方のセンターの電気代が月々20万円から60万円に上るため)法に抵触するとの認識はあったが、遊休状態の冷蔵庫を有効利用したかった。取引先から頼まれたこともあり、甘く考えてしまった。
- 山形県生産技術課のコメント
- (これまで不適正賃貸行為を発見できなかったことについて)補助事業については簡単な実績報告しか求めておらず、事業ごとの収支報告などは受けていなかった。
(以上、6月15日の読売新聞から)
- (関連ページ)
- ■天童のニュース:ラ・フランス
- http://www.ikechang.com/news/lafrance.html
天童市農業協同組合がラ・フランスセンターの施設の一部を民間業者に貸し出していた問題で、賃貸行為は施設が稼動した2004年度から始まり、貸出相手5社からおよそ900万円の賃貸収入を得ていたことが6月13日までに明らかになりました。農林水産省東北農政局などでは、天童市農協が法律に抵触する可能性があることを認識していながら貸し出しを行っていた疑いがあるとみて、調査をしています。
- 天童市農協総務部のコメント
- 詳細は調査中だが、センターの担当者には「冷蔵庫の賃貸しは法的に問題がある」と野認識があったようだ。
- ラ・フランスセンターを借りていたとされる加工業者のコメント
- 事情のわかる担当者がいないので回答できない。
- 東北農政局園芸特産課のコメント
- 稼動した年度から、補助金申請の際に報告されていない賃貸行為を行っていたとすれば、極めて悪質。
(以上、6月14日の読売新聞から)
- (関連ページ)
- ■天童市農業協同組合、ラ・フランスセンターの稼働を開始 (2004.10.09)
- http://www.ikechang.com/news/2004/ne0410j2.htm#041009
- ■天童のニュース:ラ・フランス
- http://www.ikechang.com/news/lafrance.html
天童市山元のサクランボ畑から、収穫間近の佐藤錦(サトウニシキ)およそ10キログラムが盗まれたと、天童警察署に届けられました。被害を届け出たのは、農地の所有者の山口ヨシノさん(68歳)で、被害額はおよそ4万円とされています。山口さんのサクランボ畑からはこれまで4年続けて被害届が出されていて、これで5年連続して被害にあったとしています。天童市内で被害届が出されたのは、今シーズン2件目になります。
警察の調べでは、11日午後6時ごろから12日午後4時までのあいだに、およそ65アールの果樹畑にある6本の佐藤錦(サトウニシキ)のうちの1本から、収穫間近の実だけが軸ごともぎ取られていたそうです。この木には盗難防止装置が11日に設置されていましたが、反応はなかったそうです。山口さんは「今年こそは盗まれないように気を付けていたのに悔しい。許せない犯行だ。」とコメントしてます。
- (関連ページ)
- ■天童のニュース:サクランボ
- http://www.ikechang.com/news/cherry.html
天童市農業協同組合が国などの補助金を受けて2004年3月に建設したラ・フランスセンターについて、山形県が今年3月に行った会計監査で「目的外使用の恐れがある」と指摘していたことが6月12日までに明らかになりました。関係者の話では、2005年2月から2007年3月まで、ラ・フランス収穫期の秋を除く期間中(1月ぐらいから9月ぐらいまで?)に、施設内の巨大な冷蔵庫9基の一部をいくつかの取引業者に貸していたそうです。天童市農協は「使用料」として数百万円近くを得ていたとのことで、ラ・フランスセンターのほかに、山口地区にあるフルーツセンターについても同様の指摘がされています。山形県は農林水産省にこの件を報告し、対応を協議しているそうです。
ラ・フランスセンターは広さおよそ8,500平方メートルで、ラ・フランスの糖度や硬度、内部褐変など自動的に選別し選果する機能やトレーサビリティ機能などを持つ施設です。総工費およそ15億3,000万円のうち、国、山形県、天童市からおよそ8億2,000万円の補助金を受けて建設されました。国の補助金の使途などを定めた補助金等適正化法では、国の補助金を受けてつくられたハコモノは当初申請した目的以外に使うことが認められていません。今回の件では、ラ・フランスの貯蔵に限られている施設の一部を、農家以外の民間業者に賃貸していたという点が問題になっています。
- 新関義平(にいぜき・ぎへい)天童市農協組合長のコメント
- 貯蔵庫は使わない期間も多額の電力基本料金がかかるため、有効率暘のつもりでと甘く考えてしまった。申し訳なく、今後は適正に使用したい。
(以上、6月13日の山形新聞から)
- 農林水産省東北農政局のコメント
- 目的外に営利利用されたのは遺憾。
- 農林水産省果樹花き課のコメント
- 施設の賃貸しが事実なら、法律違反の疑いがある。今後、同農協に対し、受け取った賃料や補助金を返還するよう求めることも検討したい。
- 天童市農協販売部のコメント
- 施設の利用が適正に行われているかどうかについて、県から問い合わせを受けたのは事実。賃貸しがあったかどうかについてはコメントできない。
(以上、6月13日の読売新聞から)
メディアによって報道内容に多少のズレ(偏り?)がありますが、農林水産省が事実確認のための調査をしているのは間違いないようです。ラ・フランスを貯蔵しておく期間は長く見ても1年の半分しかなく、丸々半年はガラ〜ンとしておくしかありません。ただ、その間も多額な電気料がかかってしまいます。「せっかくある施設なんだからなんにも使わないのはもったいない。有効活用しよう。」という考えにたどり着くのは容易に想像できます。補助金返還を含めた正式な対応はこれから決まりますが、もしお金を返さなきゃならなくなった場合にそのしわ寄せが農家に行かないように祈るばかりです。
- (関連ページ)
- ■天童市農業協同組合、ラ・フランスセンターの稼働を開始 (2004.10.09)
- http://www.ikechang.com/news/2004/ne0410j2.htm#041009
- ■天童のニュース:ラ・フランス
- http://www.ikechang.com/news/lafrance.html
8月3日と4日に開催される第28回全国中学生選抜将棋選手権大会の山形県予選会が、6月10日に天童ターミナルビル「パルテ」で開催されました。大会には県内各地から女子4名、男子11名の合計14名が参加し、予選リーグのあと合計8名による決勝トーナメントが行われました。決勝は史上初の女子同士の対戦となり、阿部美鈴さん(寒河江市立陵南中学校1年生)が優勝、小林愛美さん(鶴岡市立第三中学校3年生)が準優勝となりました。おふたりは第3位となった阿部莉奈さん(寒河江市立陵南中学校3年生)とともに、女子の部への出場権を獲得しました。男子の部については、第3位の相田和輝さん(天童市立第二中学校1年生)、第4位の斎藤裕樹さん(山形大学付属中学校2年生)、天童地区予選会優勝者の尾形裕斗さん(天童市立第二中学校1年生)の3名が出場権を獲得しました。
また、同じ会場では第6回全国小学生倉敷王将戦山形県予選会も開催されました。こちらは、低学年の部に12名、高学年の部に16名が参加し、予選リーグと決勝トーナメントを戦った結果、低学年の部では長沼康大さん(天童市立天童北部小学校3年生)、高学年の部では本間瑞生さん(鶴岡市立朝暘第六小学校5年生)が優勝しました。おふたりは、8月5日に岡山県倉敷市内で行われる全国大会へ出場します。
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- ■天童のニュース:将棋
- http://www.ikechang.com/news/news130.htm