「ヤマザワカップ第26回山形県女子駅伝競走大会」が上山市(かみのやまし)から山形市までの20.6キロメートルのコースで開催されました。天童・東村山チームは、山形県代表として駅伝の全国大会にも出場している奥山和代(おくやま・かずよ)選手と萩生田千紗(はぎうだ・ちさ)選手を1区、2区に配して「貯金」する作戦で臨みました。
そして、その期待どおり、天童・東村山チームはスタートからトップをひた走り、最終第5区では2位の山形チームに17秒差をつけてたすきをつなぎました。その後、山形チームのアンカー・山形県の女子長距離界第一人者の熊坂香織(くまさか・かおり)選手の圧倒的な走りに逆転を許してしまいましたが、およそ1分遅れの第2位でゴールしました。昨年よりも順位を1つあげる見事な結果です。
<第26回山形県女子駅伝競走大会・総合成績>
順位・チーム名 |
記録 |
第1位 / 山形 |
1時間06分56秒 |
第2位 / 天童・東村山 |
1時間08分06秒 |
第3位 / 米沢 |
1時間08分57秒 |
第4位 / 酒田・飽海 |
1時間09分18秒 |
第5位 / 上山 |
1時間09分56秒 |
第6位 /南陽・東置賜 |
1時間11分36秒 |
第7位 / 寒河江・西村山 |
1時間12分14秒 |
第8位 / 北村山 |
1時間12分34秒 |
第9位/ 長井・西置賜 |
1時間13分43秒 |
第10位 / 新庄・最上 |
1時間14分32秒 |
第11位 / 鶴岡・田川 |
1時間18分11秒 |
区間 |
選手名 |
所属 |
記録 |
第1区 (5.5キロメートル) |
奥山和代 (おくやま・かずよ) |
天童市役所 |
17分13秒 (区間1位、チーム順位1位) |
第2区 (4.2キロメートル) |
萩生田千紗 (はぎうだ・ちさ) |
上山明新館高校3年 |
14分32秒 (区間1位、チーム順位1位) |
第3区 (2.9キロメートル) |
鎌田靖菜 |
天童市立第三中学校1年 |
08分53秒 (区間7位、チーム順位1位) |
第4区 (2.7キロメートル) |
工藤レイラ |
天童市立第三中学校2年 |
08分42秒 (区間5位、チーム順位1位) |
第5区 (5.3キロメートル) |
矢口奏未 (やぐち・かなみ) |
東北学院大学3年 |
18分46秒 (区間2位、チーム順位2位) |
<エントリー選手>
氏名 | 所属 |
奥山和代(おくやま・かずよ) | 天童市役所 |
矢口奏未(やぐち・かなみ) | 東北学院大学3年 |
萩生田千紗(はぎうだ・ちさ) | 上山明新館高校3年 |
高橋舞 | 山辺高校2年 |
工藤レイラ | 天童市立第三中学校2年 |
山本真子 | 天童市立第一中学校2年 |
小川聖奈 | 天童市立第二中学校1年 |
鎌田靖菜 | 天童市立第三中学校1年 |
- (関連ページ)
- ■天童のニュース:陸上競技
- http://www.ikechang.com/news/news880.htm
設立20周年を迎える国際ソロプチミスト天童は、記念事業の一環として天童市に軽自動車2台を寄贈しました。11月11日に天童市役所ピロティで行われた引渡し式には、メンバーおよそ10名が出席し、多田静江(ただ・しずえ)会長が「メンバーの心を1つにした車両。福祉のために活用して欲しい」とあいさつしました。これに対して、山本信治(やまもと・しんじ)天童市長は「大変大きな贈り物。趣旨を理解し、社会福祉のために使わせていただきたい」とお礼を言葉を述べました。軽自動車2台の購入資金は、慈善事業として開催したゴルフやバザー、コンサートなどの収益金が充てられています。
(山形新聞2009年11月13日より)
- (関連ページ)
- ■天童のニュース:ボランティア・各種団体
- http://www.ikechang.com/news/news160.htmm
2年連続で三井ゴールデングラブ賞を受賞した天童市出身のプロ野球選手・広島東洋カープの栗原健太(くりはら・けんた)選手について、2009年11月12日付けの山形新聞にインタビューが掲載されていました。
<広島東洋カープ・栗原健太選手のインタビュー>
- 10日にゴールデングラブ賞の受賞が発表され、2年連続で選ばれた。
- 去年、初めて受賞して「また来年も」という思いがあった。打つだけでなく、守備も練習からすごく意識してやってきたので、取れてうれしい。
- 緊急招集されてワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場。夢だった日本代表の一員として今季のスタートを切った。
- 呼ばれたときは高松(香川県)でオープン戦をやっていて、マネジャーに「今からアメリカに行け」と言われた。何が何だか分からないまま準備をした。途中からの合流で優勝の場にいることができ、すごくいい経験になった。
- 自分の結果は2試合で3打数無安打(2三振1併殺)だった。
- 国際舞台は初めてで、今までとは全然違うプレッシャーや雰囲気があった。(初出場した準決勝)アメリカ戦の1打席目は代打で足が震えた。でも相手のピッチャーのことは分からないんだから、初球からどんどん振っていこうと思った。初球から振れて自分のスイングはできた。納得はしていないが、そこは良かった部分。
- 帰国後、開幕2戦目で逆転スリーランを放つなど、最高の滑り出しを見せた。
- WBCではベンチにいることがほとんどだったので、何かを日本に持って帰ろうという気持ちがあった。試合に出ていない選手も1人1人がベンチで盛り上げていて、「これだな」と思った。シーズンは長いけど、誰かがそうやらないといけない。開幕戦で打った時、あまりやらないガッツポーズをしたのもそう。わざとらしくやって自分自身のテンションもハイになり、乗っていける感じだった。WBCではチームが1つになって勝つことを学んだ。
- ただその後、打撃面では徐々に調子を落とし、3年ぶりに打率3割を切った(2割5分7厘)。
- 出だしは良かったが、4月の後半、3年前に痛めたヘルニアが再発した。足のしびれもあって、腰は曲がらない状態。数試合スタメンを外れた時に、気持ちが切れてしまった。一番(の目標)は全試合出場というのが頭にあったから。(昨季まで2年連続で全試合に出場し)成績もそうだが、全部に出ることが大事だと2年間で感じた。スタメンでない自分に「あれっ」という感じで。最後まで調子も万全ではなかった。
- 今季からチームは新市民球場「マツダスタジアム」を本拠地とした。
- 天然芝でプレーしやすい。ただ(旧市民球場より)球場が広くなっているので、(ボールを)しっかりとらえないと入らない。前までは打ち損じても入っていたのが、ことしはまったくなかった。でも後半戦になって少しずつ慣れてきた。
- 秋季キャンプでは野村謙二郎新監督の下、三塁の守備練習をこなしている。一塁手からの転向も考えられる。
- 三塁を守るのは4年ぶり。最初はしんどいと思った。すごく動くポジションで、もっと足を使わないと投げることができない。これまでとは視野も変わるし、まだまだだが慣れていければと思う。
(山形新聞2009年11月12日より)
- (関連ページ)
- ■天童のニュース:野球
- http://www.ikechang.com/news/news820.htm
- ■広島・栗原健太選手、ゴールデングラブ賞に2年連続選出 (2009.11.10)
- http://www.ikechang.com/news/2009/news0911j3.html#20091110
プロ野球の守備の名手に贈られる三井ゴールデングラブ賞の発表が11月10日に行われ、天童市出身のプロ野球選手・広島東洋カープの栗原健太(くりはら・けんた)選手がセ・リーグの一塁手として2年連続で選ばれました。一塁手での2年連続受賞は、広島東洋カープ史上初の快挙です。
昨年は阪神の新井貴浩(あらい・たかひろ)選手も選ばれ、セ・リーグでは15年ぶりのダブル受賞となりましたが、今年は2位の中日・ブランコ選手に78票差をつける106票を獲得し、文句なしの受賞となりました。今季はエラー数が昨年よりも7多い13になりましたが、安定した守備が評価されたようです。
三井ゴールデングラブ賞は全国の新聞、通信、放送各社のプロ野球担当記者の投票で決められるもので、今年の有効投票数はセ・リーグ225、パ・リーグ184でした。
<栗原健太(くりはら・けんた)選手のコメント>
○三井ゴールデングラブ賞の受賞について
- うれしいです。絶対に取りたいと思っていました。去年初めて取らせていただき、もっと守備も頑張ろうとやってきました。(スポーツニッポン)
- うれしいです。昨年、初めて取らせてもらって、今年も取ろうと思ってました。打つ方だけでなく守ることもしっかりやろうと思ってたから。今年は結構、エラーをしてると思うんですけど。エヘヘ(苦笑)腰がしんどいときもあったけど、何とか頑張ってこれた。(デイリースポーツ)
- (受賞は)うれしいですね。絶対に取りたいと思っていた賞ですから。(日刊スポーツ)
- 絶対に取りたいと思っていた。うれしい。(昨年ダブル受賞し)すごく励みになり、意欲が高まった。(中國新聞)
○三塁手へのコンバートについて
- サードでも受賞できるようにもっと頑張ります。(スポーツニッポン)
- 三塁はよく動くので、もっともっと練習しないといけない。自分も衣笠さんのようになれるように頑張りたい。(デイリースポーツ)
- 少しずつだけど、動きとかだいぶ思い出して来ました。でもまだまだ不安なところもあるし、試合でどうか…今度は逆に、一塁手が捕りやすいボールを投げなきゃいけませんね(苦笑)来季はサードでゴールデングラブ賞を取るように、もっともっと頑張って取り組みたい。(日刊スポーツ)
- 三塁でも賞をもらえるよう、もっともっと頑張っていきたい。(中國新聞)
○野村謙二郎(のむら・けんじろう)監督のコメント
- 受賞は励みになるはず。次はサード(三塁手)で取ってくれたらボクとしてはうれしい。(スポーツニッポン)
- ボールへの反応はよくなってきたし、いい方向に向かっているよ。(来年)三塁で取ってくれたらうれしいね。(デイリースポーツ)
- 賞は励みになるし、来季、サードで取ってくれるとうれしいですね。(日刊スポーツ)
- (関連ページ)
- ■天童のニュース:野球
- http://www.ikechang.com/news/news820.htm
- ■広島・栗原健太選手、ゴールデングラブ賞に初選出 (2008.10.29)
- http://www.ikechang.com/news/2008/news0810j5.html#081029