天童少年少女発明クラブの2010年度開講式が、5月15日に天童市勤労青少年ホーム「つどーむ天童」で開催されました。昨年に引き続き参加する子どもたちを含めて、今年は天童市内の小学3年生から6年生までの37名とその保護者が参加しました。
開講式のあと、さっそく今年度初めての活動に取り掛かり、ペットボトルを活用した「ピンポンキャッチャー」つくりを行いました。
天童少年少女発明クラブは、子どもたちに「ものづくり」への脅威を持ってもらおうと毎年開催しているもので、今後も教員や教員OBなどによる講師陣の指導を受けながら、毎月1回のペースで活動に励みます。
- (関連ページ)
- ■天童のニュース:ボランティア・各種団体
- http://www.ikechang.com/news/news160.htm
(山形新聞2010年5月20日より)
バレーボール・V・プレミアリーグ女子のパイオニアレッドウィングスは、5月14日、新たに宮下直樹(みやした・なおき)氏が監督に就任することを発表しました。宮下氏は神奈川県出身の53歳で、現役時代はセッターで活躍し、カナダ女子ナショナルチームや武富士バンブーの監督を務めた経歴があります。宮下氏の監督就任は6月1日で、現監督の佐藤浩明(さとうひろあき)氏はコーチとしてチームに残り、入れ替え戦など苦しいシーズンを乗り越えた経験を生かしてもらいます。
パイオニアに関しては、本社の経営不振に伴い「ARSBEL天童オルゴール博物館」の閉館が発表されたばかりです。バレーボールについても、昨シーズンの大量離脱の状況からみて「継続は難しいのでは」との見方がありましたが、島津光男部長のコメントを見ると、今後ともチームは存続されるようです。
- 宮下直樹新監督のコメント(公式サイト)
- パイオニアレッドウィングスは、山形県及び東北を代表するスポーツ団体であり、V・プレミアリーグでの実績並びに数多くの日本代表選手がプレーしていることでも知られています。このような名門チームの監督として指導に当たれることを誇りに思い、また、同時にとても大変な責任を果たさなければ成らないと痛感しています。チームの目標として、強いチーム作りは勿論のこと、働き易く、やりがいのある職場作り、そしてチームのPR活動並びに地域にも貢献できることを目指して活動したいと考えております。皆様からの暖かいご支援・ご指導を賜りますよう宜しくお願い致します。
- 島津光男部長のコメント(山形新聞)
- セッターがチームの課題で、十分に指導してもらえると思う。1、2年で結果を出すのは難しいので、複数年契約を結ぶ予定
- (関連ページ)
- ■天童のニュース:パイオニアレッドウィングス
- http://www.ikechang.com/news/pioneer.html
- ■パイオニアレッドウィングス:新監督就任のお知らせ(外部サイト)
- http://pioneer.jp/topec/sports/v_topics/20100514.html
(NHK山形、山形新聞2010年5月14日夕刊より)
日本航空が事実上の名古屋便、札幌便廃止を表明した問題の対応策について話し合う「山形空港航空ネットワーク維持・拡大に向けた検討会議」が5月11日に山形市のあこや会館で開催されました。会議には山形県や東根市、民間企業による「山形空港利用拡大推進協議会」に加えて、県の工業振興、観光部門の担当など合わせて19名が参加しました。
会議は非公開で開かれましたが、
- 路線を維持するためには、利用客を増やすことがなにより大事
- 運賃補助を含めた旅行商品の開発が必要
- Jリーグの試合など、イベントを活用したツアーなど新しい旅行商品の企画してはどうか
- 着陸料減免を増額できないか
といった意見が出されたそうです。
しかしながら、これらの実現のためには
- 旅行商品を企画するには飛行機の座席数が少ない
- 着陸料についてはどれくらいの費用を負担すべきか
という課題があります。
協議会ではこの日の会合をもとに案をまとめ、今月27日に予定している山形空港利用拡大推進協議会の総会で具体策として取りまとめたいとしています。
- 竹内重貴(たけうち・しげたか)山形県地域交通政策課長のコメント(NHK山形)
- 山形空港を実際に多くの方々に使っていただく、実際の需要をきちんと創出していく、ということがなによりも重要だ。一刻も早く対策を打てるよう準備を進めていきたいと考えています。
- 竹内重貴(たけうち・しげたか)山形県地域交通政策課長のコメント(山形テレビ)
- ニーズにマッチして今の条件で供給できる商品、利用者にとって使いやすい商品を開発していく。一刻も早く対策が打てるように、総会に向けて、総会で決めたら直ちに実行できる形で事務的に準備を進めていきたい。
(NHK山形、山形テレビ、さくらんぼテレビ2010年5月11日より)
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- ■天童のニュース:航空路線
- http://www.ikechang.com/news/news250.htm
天童温泉の南「わくわくランド」にある観光施設「ARSBEL天童オルゴール博物館」が、6月13日で閉館されることが10日、明らかになりました。博物館は、天童市にある音響機器メーカー・東北パイオニアが2000年(平成12年)6月10日に開館したもので、延床面積はおよそ1,000平方メートルあります。19世紀につくられたアンティークオルゴールや自動パイプオルガン、蓄音機など100点以上の所蔵品があり、毎年3〜5万人の来場者がありました。
東北パイオニアがコメントしているように、閉鎖の原因は、親会社であるパイオニアの経営不振によるようで、閉鎖後の建物と土地は売却される予定です。わくわくランドは「天童市鍬ノ町地区観光施設の立地の促進に関する条例」の対象エリアになっていて、観光施設を設置した東北パイオニアに対して合計1,965万円の奨励金が市から支出されています。この奨励金は「正当な理由によることなく開業日以後10年以内に観光施設に係る事業を休止又は廃止したとき」には市に返還しなければならないため、節目となる今年6月10日を過ぎてから閉鎖することを決めたようです。
- 東北パイオニアのコメント
- 開館から10年が経ち当初の使命は果たしたと思う。音響メーカーとしての社会貢献の一環で運営しており、入館者の減少などが直接の閉館理由ではない。違った形の社会貢献も探っていきたい。閉館後の施設や土地については、天童市と協議しながら検討する。
- 山本信治(やまもと・しんじ)天童市長のコメント
- 企業として苦渋の決断だっただろう。県外の多くの観光客が訪れる施設なので残念な思い。
(山形新聞2010年5月11日、読売新聞2010年5月12日より)
- (関連ページ)
- ■天童のニュース:ARSBEL天童オルゴール博物館
- http://www.ikechang.com/news/orgel.html
- ■ARSBEL天童オルゴール博物館
- http://www.ikechang.com/navi15.htm