将棋神輿パレードは天童温泉「ホテル王将」前から舞鶴堂前交差点を通って天童市役所までおこなわれます。将棋神輿パレードは1987年（昭和62年）に天童青年会議所によって始められたお祭りで、もともとは人間将棋の際におこなわれていました。今年は、国道13号沿いに天童和太鼓会館「龍翔閣」をオープンした龍連山さんが要所要所で太鼓の演奏を披露し、会場を盛り上げてくれました。

（関連ページ）

▼人間将棋の歴史(人間将棋−後期）

http://www.ikechang.com/chess/his2.htm

▼和太鼓会館が平成13年8月にオープン（天童のニュース）

http://www.ikechang.com/news/2001/ne0105j2.htm#010509 /

　パレードに先立って、「ホテル王将」前の交差点で神輿の出発式がおこなわれました。「将棋神輿パレード」は、天童青年会議所に代わって今年から天童市内の神輿団体で組織される「天童神輿保存会」が主催することになり、天童神輿保存会の会長からパレードに向けた意気込みが伝えられました。

　主催者代表あいさつのあと、遠藤登（えんどう・のぼる）天童市長からあいさつをいただきました。遠藤市長は、四季それぞれのまつりを通して天童をPRすることを掲げています。天童の夏を彩る「天童夏まつり」は夜におこなうことから、昼のイベントと違って照明設備などにもお金がかかります。今年も予算が増額されましたが、夏まつりがもっと良くなるように、市長にはさらに予算アップを目指してがんばって欲しいと思います。

　天童の将棋神輿パレードには、おとなりの寒河江市（さがえし）から本格的な御神輿にお越しいただいています。9月におこなわれる寒河江神輿祭のPRも兼ねてあいさつをいただきましたが、行政の垣根を越えて、本場の神輿の迫力を天童市民が味わうことができるというのはとても素晴らしいことだと思います。「天童夏まつり」は、「市民のまつり」として着実に進歩しているように思います。