「人間将棋」の対局が終わると、両軍とも陣地に戻って凱旋式（がいせんしき）に備えます。凱旋式では、祝宴として「天童花駒おどりパレード」がおこなわれます。さらに、勝利したほうの軍勢では祝盃をあげ、駒武者全員で勝鬨（かちどき）をあげます。

　その後、負けた青の軍勢では一矢報いる（いっしむくいる）ために赤の軍勢に攻め込みます。

　忍びどうしの戦いでも決着がつかないということで、最後には両将軍が直々に参戦して決着をつけようとします。1日目と2日目では結末が異なっていて、2日目では青の軍勢の将軍が負けを認めます。これを受けて、赤の軍勢では将棋供養塔の前で勝利宣言をおこないました。

　ひととおり「人間将棋」のイベントが終わった後には、プロ棋士との指導対局がおこなわれました。