天童のニュース（平成10年9月・第3週）

1998年9月20日（日）　今ごろ真夏日？ （最高気温 33.1度　最低気温 21.3度　天気：はれ）

　梅雨が明けないままお盆が明け、秋も真っ盛りとなるはずの今日この頃ですが、なぜか今頃になって真夏日が続いています。しかも、ただの暑さじゃなくてジメっとした暑さなので、真夏がもどってきたようなかんじです。
　夜になっても気温は下がらず、もうすぐ10月だというのにクーラーを入れなきゃならないような週末でした。

1998年9月19日（土）　果樹農家のみなさん、がんばって！ （最高気温 31.5度　最低気温 19.3度　天気：くもり）

　先日来襲した台風5号の影響で、天童市内ではリンゴやラ・フランスの実が落ちてしまい、農家に大打撃を与えました。そこで、社会科学習で果樹の育て方を学んでいる干布（ほしぬの）小学校の4、5年生たちは、落ちた実をひろうボランティア活動を行いました。干布小学校の近辺は果樹園地帯が広がっていて栽培農家の児童も多いため、今回のボランティア活動が行われました。

1998年9月18日（金） 「高擶」の地名の新説 （最高気温 26.9度　最低気温 18.0度　天気：くもり）

天童市高擶（たかだま）地区というところがあります。この「高擶」という地名は、むかしこの地域に「タモ」のがあって、その「タモ」という音が変化して「タマ（擶）」になり今の「高擶」になったというものが通説になってきました。ところが今回「タモ」ではなくニレ科の「ハルニレ」だという説がこのたび出てきました。本当の地名は「高擶」ではなく「高楡（タカニレ）」だったというものです。現在「高擶」と呼ばれる地区は、室町時代のある書物には「高楡」と書かれていたり、「タモ」の一種「アオダモ」などは大木にならないといった理由から、この説は不自然だとずうっと思われていました。 　「タモ」という言葉は、アイヌ語では「ハルニレ」の事をあらわすのだそうです。ハルニレは守り神として大切にされ、その地域の一等地に植えられてきたそうです。さらに、ハルニレは30メートルクラスの大木になるそうで、この点からも「高楡」説の方が信憑性がありそうです。 （写真は国道13号をはさんで山形県総合運動公園の向かいにある諏訪神社に残っている楡の大木）

1998年9月17日（木）　台風のきずあと （最高気温 28.2度　最低気温 17.5度　天気：くもり）

あっというまに通り過ぎた台風5号でしたが、天童市内はもとより山形県内各地に数多くの被害を残していきました。県境を走る JR 各線は軒並み運行を見合わせましたし、高速道路なども一時通行止めになりました。天童市内では、風の影響のために収穫間近だった天童特産の洋なし「ラ・フランス」が木から落ちてしまったり、稲刈り間近の田んぼでは稲が倒れたりしてしまいました。（写真は小矢野目（こやのめ）地区の田んぼで撮影）

1998年9月16日（水）　地震のつぎは台風 （最高気温 25.9度　最低気温 21.0度　天気：くもり）

昨日の地震に引き続き、今日は朝から台風の影響を受けました。午前中は雨風が大変強く、最上川の水位が上昇して消防団が警戒に当たるほどでした。しかし、午後には雨もすっかり止み、おとといまでと同じような特別変わりのない1日となりました。（写真は午前7時ちょっとまえに撮影）

1998年9月15日（火）　地震発生 （最高気温 27.0度　最低気温 18.7度　天気：くもり）

　午後4時24分頃、宮城県南部を震源とする地震が起きました。マグニチュードは5.1で、天童周辺では震度3の揺れを感じました。先日は岩手県の岩手山近辺で地震が起きたばかりですが、どうも近頃、全国的に地震活動が活発化しているような気がします。

1998年9月14日（月） （最高気温 28.8度　最低気温 17.8度　天気：はれ）

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