天童市の公立病院「天童市立天童病院」は、建物の老朽化もあって新改築が求められてきました。しかし、比較的近くに県立中央病院が移転新築したことと、ベッド数を増やすことが出来なくなってしまったといった理由から、計画そのものがストップしてしまっていました。そんな中やっと病院の整備基本構想がまとまり、病院の新改築にゴーサインが出ることになりました。
新しい病院は現在と同じところに立て直し、新たに人工透析病床やお産専用センターが設置される方針です。さらに、基幹型在宅介護支援センターと健康管理センターを併設して、医療・保健・福祉の総合的な拠点施設を目指します。ベッド数は今とおなじ70になりますが、6人部屋をなくして4人部屋が4、2人部屋が22、個室が10の構成になります。また、人工透析は16、お産専用センターは16のベッド数が計画されています。
- (関連ページ)
- ■天童病院の移転新築問題、結論は持ち越しに
- http://www.ikechang.com/news/2000/ne0007j4.htm#000721
- ■市立天童病院の再建計画を議会に提示
- http://www.ikechang.com/news/2000/ne0007j4.htm#000719
- ■天童病院の移転増築が中止に
- http://www.ikechang.com/news/2000/ne0001j5.htm#000128
- ■天童病院の新しい整備計画
- http://www.ikechang.com/news/2000/ne0002j4.htm#000225
サッカーJリーグ2部第2節、モンテディオ山形は天童市の山形県総合運動公園でコンサドーレ札幌と対戦しました。昨シーズンJ1で戦ってきたチーム相手に果敢な攻めをおこなったものの一瞬のスキを突かれて得点され、結果2対3で敗れてしまいました。無得点でなかっただけ良かったという見方も出来ますが、結果を出せなかったという点ではちょっと残念です。
モンテディオ山形 0勝0分け2敗 (勝ち点0→0) |
2−3前半28分 / 堀井岳也【札幌】 後半16分 / ベット【札幌】 後半34分 / 松田正俊【山形】 後半38分 / 星大輔【山形】 後半40分 / 曽田雄志【札幌】 |
コンサドーレ札幌 2勝0分け1敗 (勝ち点0→3) |
観客数:5875人 |
この試合が始まる前、天童市からモンテディオ山形に対して横断幕の贈呈が行われました。ホームグランドが天童にあるのにサポート体制がイマイチ見えてこない、ということへの1つの回答だったのかもしれません。次の第3節、モンテディオ山形は3月29日(土)に広島スタジアムでサンフレッチェ広島と対戦します。広島もまた昨シーズンJ1で戦ってきたチームだけに、苦しい試合展開になるかもしれません。
- (関連ページ)
- ■モンテディオ山形
- http://www.montedio.or.jp/
- ■コンサドーレ札幌
- http://www.menkoi.net/consadole/
- ■天童のニュース(サッカー・J2リーグ)
- http://www.ikechang.com/news/montedio.html
山形空港の3階にある送迎デッキが2003年3月29日から完全無料化されることになりました。送迎デッキは大人100円・子ども(4歳以上小学生以下)50円の入場料が必要ですが、学校週5日制に合わせて2001年4月から第2・第4土曜日のみ無料化、そして2002年4月からは毎週土曜日を無料化してきました。
山形空港ビルによれば、毎週土曜日を無料化した2002年度は、前年と比べると無料の日が倍増したのに合わせるように無料入場者数も倍増しています。総入場者数も2月末時点で既に16%ほど増加していますので、山形−東京便復活に合わせて完全無料化を決断したようです。
TBS系の日曜劇場「GOOD LUCK!!」の影響からか、ここ最近は山形空港へ飛行機を見に来る家族連れが多くなっているように思います。航空各社への採用問い合わせも急増しているそうです。2002年9月11日に起きたアメリカの同時多発テロの影響で飛行機の需要が落ち込んでいましたが、この雰囲気が持続されて、廃止問題が浮上せずに山形−東京便が無事フライトを続けられればいいなと思います。
<送迎デッキの利用者数>
年度 |
総入場者数 |
無料入場者数 |
2001年度 |
2万5000人 |
9500人 |
2002年度 (2003年2月末までの計) |
2万9000人 |
1万9500人 |
- (関連ページ)
- ■GOOD LUCK!!(東京放送)
- http://www.tbs.co.jp/goodluck/
- ■山形空港の送迎デッキを無料開放(天童のニュース:平成12年4月・第2週)
- http://www.ikechang.com/news/2000/ne0004j2.htm#000405
天童市の北部に位置する明治乳業山形工場跡地が、宅地として開発されることになりました。これは市議会全員協議会で報告されたもので、工場跡地の2万3100平方メートルのうち東北明治乳業山形支店の部分を除くおよそ1万6500平方メートルを開発する計画です。
明治乳業山形工場は、山形県の斡旋(あっせん)を受けて天童市の誘致企業第1号として1962年(昭和37年)に開設されました。その経緯があってなのか、月3回の山形県産の生乳成分測定検査所として山形県が無償で利用していました。山形工場の製品は県内だけではなく東北一円に出荷されていましたが、企業戦略(リストラ)のために1999年6月に撤退の方針が明らかとなり、2000年10月末で閉鎖されました。宮城県大和町(たいわちょう)の東北工場が2000年(平成12年)8月31日から操業された代わりに、山形工場、仙台工場、福島明治牛乳の3つが閉鎖されました。現在、東北地方はこの東北工場と青森工場の2ヶ所でサポートされています。
天童市は工場の跡地利用を明治乳業に要望していましたが、公共用地としての活用を希望していいることから、山形県住宅供給公社と協議した結果、宅地開発の計画が固まりました。2003年度末から3期に分けて分譲される計画で、2003年5月末ごろから造成工事に着手することになります。1坪あたり16万円台、およそ50戸の分譲が予定されています。
<明治乳業山形工場の事務所跡> |
<明治乳業山形工場を南側から見た様子> |
- (関連ページ)
- ■明治乳業
- http://www.meinyu.co.jp/
- ■明治乳業山形工場跡地の場所(Mapion)
- http://www.mapion.co.jp/c/f?el=140/22/43.304&scl=70000&pnf=1&uc=1&grp=all&nl=38/22/35.698&size=500,500
記録的な早さとなった去年の桜の開花を受けて、これまで2回しか発表されなかった桜の開花予想が今年から毎週水曜日におこなわれることになりました。東北地方は3月19日が第1回目の予想発表となりますが、山形地方気象台によれば今年は平年並みで、山形市で4月17日頃、海沿いの酒田市で4月15日頃とのことでした。天童市は山形市よりも2〜3日、人間将棋がおこなわれる舞鶴山山頂では1週間程度遅れますので、今年は早咲きの桜がいくつか咲いているかな...、という中でのイベントになるかもしれません。
桜の開花予想は3月26日(水)と4月2日(水)にも出されます。今後の気温の推移によっても変わってきますので、毎週水曜日は気象台のWebサイトやテレビニュースを確認する必要がありますね。
- (関連ページ)
- ■サクラの開花予想(仙台管区気象台)
- http://www.sendai-jma.go.jp/kouhou/houdou/sakura/sakura.html
山形−名古屋便を運行しているジェイ・エア社の細川哲哉社長が山形新聞社を訪問し、山形−名古屋便について説明をおこないました。山形−名古屋便は2003年7月18日から1日2往復に増便されることが決まっていますが、その運行時間は昼と夕方を検討しているそうです。また、2003年4月からは山形−大阪便が日本エアシステム(JAS)から移管されます。こちらについては4月からは1日3便で運行するもの、6月1日からは1日4便に増便するそうです。
座席数134〜166ある中型機に代わって座席数50の小型ジェット機が運行することになった大阪便については、航空貨物が使えなくなったり団体旅行に使えなくなるといった問題が出てきています。運行の移管を決定したのは親会社である日本航空システムですので、細川氏からこの点について具体的な説明があったかどうか分かりません。ただ「これからの世の中は利便性重視の観点から小型機の時代へ移っていく」とコメントしています。路線がなくならないだけまだマシ、とプラス思考で考えていった方がよいようです。
- (関連ページ)
- ■山形−名古屋便、2003年7月から1日2往復に増便(天童のニュース:平成15年2月・第1週)
- http://www,ikechang.com/news/2003/ne0302j1.htm#030201
- ■山形−大阪便、2003年4月から小型ジェット機による3往復体制へ(天童のニュース:平成15年1月・第3週)
- http://www,ikechang.com/news/2003/ne0301j3.htm#030116
天童市はイタリアのマロスティカ市、そしてニュージーランドのマールボロウ市と姉妹都市になっています。そのマールボロウ市へ訪問する青少年大使が天童市長を訪問しました。青少年大使には天童市内に4つある中学校からそれぞれ1名が選ばれ、引率の先生とともに出かけます。一行は3月18日に天童を出発し、ホームステイをしながら現地の学校に体験入学し、3月27日に戻ってくる予定です。ニュージーランドの文化を学んだり通訳になる夢のために役立てたいという目標を持ってそれぞれ出かけてるようですので、この体験を通してみんながどう変わるのかが楽しみですね。
- (関連ページ)
- ■4名の青少年大使、3月18日からマールボロウ市を訪問(天童のニュース:平成15年2月・第2週)
- http://www.ikechang.com/news/2003/ne0302j2.htm#030209