サッカーJリーグ2部第14節、モンテディオ山形は天童市の山形県総合運動公園で首位のサンフレッチェ広島と対戦しました。2連敗した後に迎えた首位チームとの試合でしたが、モンテディオ山形は広島を4本上回る14本のシュートを放ったものの結局得点を挙げることができず、0対0で引き分けとなりました。
モンテディオ山形 4勝3分け7敗 (勝ち点14→15) |
0−0 |
サンフレッチェ広島 11勝2分け1敗 (勝ち点34→35) |
観客数:4422人 |
勝ち点1の差で第9位に落ちてしまったモンテディオ山形は、次の第15節、6月1日(日)に横浜市の三ツ沢公園球技場で横浜FCと対戦します。
- (関連ページ)
- ■モンテディオ山形
- http://www.montedio.or.jp/
- ■サンフレッチェ広島
- http://www.sanfrecce.co.jp/
- ■天童のニュース(サッカー・J2リーグ)
- http://www.ikechang.com/news/montedio.html
吉村和夫(よしむら・かずお)山形市長は、5月22日に高橋和雄(たかはし・かずお)山形県知事との懇談で、かみのやま競馬場の赤字問題に山形市が関わっていく考えを説明しました。この件について、山形市長は「財政面で山形市が関与することはないが、合併協議中の自治体間で連帯感を持つ姿勢が必要」とし、改めて山形市がこの問題に積極的に介入していく考えがあることを示しました。
しかし、市議会からは予想どおり反対意見が飛び出し、5月23日に開かれた総務常任委員会では「法廷協議会ですら検討していない問題。私見なら何でも言っていいわけではない」という意見が相次いだそうです。金を出さないくせに口だけ出してくる、っていうのは最も嫌われるパターンの1つだと思いますが...。山形市としてはなんとしても広域合併を実現したいところでしょうから、今後もこの内政干渉は続くことでしょう。
- (関連ページ)
- ■かみのやま競馬場、存続の署名活動へ
- http://www.ikechang.com/news/2003/ne0305j4.htm#030523
- ■かみのやま競馬場問題、山形市長が合併自治体枠での対応を検討
- http://www.ikechang.com/news/2003/ne0305j4.htm#030522
上山競馬存続協議対策委員会が開催され、馬主会、調教師会、騎手会、厩務員会、「上山競馬に活気を取り戻そうの会」の5団体の代表などおよそ20名が参加しました。かみのやま競馬は今シーズンこれまで3回開催されていますが、売上総額が前年度比71.91%しかなく、当初見込んでいた87%を大きく下回っていることが報告されました。このような現状を打破すべく、早急に
- 街頭やインターネットなどで存続ための署名活動をおこなう
- レース内容や接客態度など入場者に対するアンケートをおこなう
ことが確認されました。
上山市は、赤字額が3億円を越えた時点で競馬場そのものを廃止するという方針を打ち出しています。これを阻止すべく、阿部実(あべ・みのる)上山市長に直談判して当初の予定どおり15回の開催をおこなうよう要望することにしています。しかし、赤字額が3億円超えると上山市そのものが財政再建団体に転落し、民間企業でいうところの倒産状態となってしまいます。それを覚悟で15回開催することになるかどうか、かなり難しいと思われます。
- (関連ページ)
- ■かみのやま競馬場問題、山形市長が合併自治体枠での対応を検討
- http://www.ikechang.com/news/2003/ne0305j4.htm#030522
- ■上山市議会、競馬場に対する山形市の発言に抗議
- http://www.ikechang.com/news/2003/ne0303j2.htm#030312
吉村和夫(よしむら・かずお)山形市長は、高橋和雄(たかはし・かずお)山形県知事と懇談した際にかみのやま競馬場の赤字問題について「合併自治体枠で考える必要がある」と発言しました。この問題について、山形市長はこれまで「上山市と山形県が考えることだ」という姿勢をとってきました。しかし、解決の兆しが一向に見えないため、このままでは上山市、山辺町、中山町との広域合併がスケジュールどおりに進まなくなることを恐れ始めたのではないかと思われます。山辺町と中山町の各町長には正式な話をしていないということですが、山形市長が連帯責任で考える必要があると言えば「右ならえ」でただ従うだけでしょう。山形市長のこの動きに対して、山形市議会と上山市長、上山市議会がどう出てくるか、注目していく必要があります。
- (関連ページ)
- ■上山市議会、競馬場に対する山形市の発言に抗議
- http://www.ikechang.com/news/2003/ne0303j2.htm#030312
- ■天童のニュース:広域合併(周辺市町の動き)
- http://www.ikechang.com/news/news720.htm
天童市では、スーパーマーケットに買い物袋を持参する「マイバックもてもて運動」が2002年10月に始まりました。推進本部となっている天童商工会議所女性会はオリジナルバックを1個400円で販売していますが、その販売数が2000を超えたそうです。しかし、わたしが買い物に行く限りにおいては、マイバックを持参する買い物客はまだあまり目にしません。やはり、これまでの習慣を変えるというのはそう簡単にはいかないようです。首都圏のある店舗においてはレジ袋の料金を取るところがありますが、このぐらいまでやらないと、マイバック運動を浸透させるのはなかなか難しいかもしれませんね。でも、この販売数の結果は、少しずつ運動が広まっていることの証(あかし)だと思います。自分から率先してマイバックを持参して、地道に運動を続けていくしかありませんね。
- (関連ページ)
- ■マイバックもてもて運動がスタート
- http://www.ikechang.com/news/2002/ne0210j3.htm#021018
天童市は2004年度の重要事業を取りまとめ、5月19日に市議会全員協議会へ報告しました。合計23件が挙げられた重要事業は、5月30日に遠藤登(えんどう・のぼる)天童市長と青柳仁士(あおやぎ・ひとし)市議会議長が山形県へ要望する予定です。23件のうち特に要望したい事柄として重点要望事項が10件ありますが、長年要望を続けてきた国道48号の高規格化は「4車線化の促進」として掲げられています。高規格化ということは自動車専用道路として整備するということだと思いますが、すでに山形市内から笹谷トンネルを通って宮城県に向かう国道286号が山形自動車道として整備されているため、要望しても無駄という判断がようやく下されたようです。
国道48号は天童市と仙台市街地を結ぶ路線です。平日はトラックがたくさん通りますが、週末には買い物や観光など普通車の通行料も多くなり、大変混雑する道路です。冬には除雪作業でも渋滞が起きますので、4車線化されれば管理する側も利用する側も大変メリットがあるように思います。
- (関連ページ)
- ■山形−東京便、夜間駐機場の整備には年間2億円が必要(東根市の2004年度の重要事業)
- http://www.ikechang.com/news/2003/ne0304j4.htm#030422
5月16日に開催された文化審議会において、国の史跡に指定されている西沼田遺跡(にしぬまた・いせき)が北側およそ1.1ヘクタールを追加する形で新たに指定されました。西沼田遺跡は天童市の西部・蔵増地区(くらぞう)の田園地帯で見つかった遺跡で、1987年に国の史跡に指定されています。古墳時代後期の集落跡からは建物の木材や木製品が原形を残したまま多数出土し、川や水田の様子も明らかになっていて、大変貴重な遺跡とされています。天童市は5カ年計画で遺跡を新たな観光スポットとして整備する方針です。重要といわれている割にはあまり知られていないような印象がありますが、資料館などが完成すれば遺跡の知名度も天童市の知名度も上がることでしょう。
- (関連ページ)
- ■天童市、国指定史跡の西沼田遺跡を復元へ
- http://www.ikechang.com/news/2002/ne0206j2.htm#020606