今年の平成鍋合戦は期日が1月から12月へ、会場が「わくわくランド」から山形県総合運動公園に変更されました。これまでは駐車場の確保や会場内の混雑、そして除雪作業に頭を悩まされてきましたが、それらの問題を一気に解決する手段として今回の「英断」が行われたようです。

　その影響を受けたのが、2年連続「鍋将軍」に輝いていた相馬市観光協会の「松葉ガニ相馬鍋」です。イベントが行われた12月9日は、松葉ガニ漁解禁日の12月18日よりもずっと前…。相馬市観光協会では「どんこ」（あいなめ）をメインにした新たな鍋・相馬「漁師鍋」で戦いに挑みました。

　午前9時過ぎに会場入りしましたが、会場内はすでに熱気ムンムン！参加者は午前7時から各自のテントで準備作業をはじめていたそうです。お客さんにアピールする看板やノボリ旗は年々スケールアップしていて、会場内はとてもカラフルです。すべてのテントを見てまわるだけでも結構楽しめます。

　マスコミの取材は今年も盛んで、山形県内だけではなく東北地方でテレビ放送されている情報番組も4〜5名で訪れていました。新聞各社でも記事を掲載していましたので、会場に足を運べなくてもなんらかの形でイベントを目にした方も数多くいらっしゃるのではないでしょうか？