1998年(平成10年)に行われた「第3回平成鍋合戦」から参戦している宮城県の加美町商工会青年部(旧・中新田町商工会青年部)は、昨年とおなじく「仙台藩あんこう肝」で挑戦してきました。大鍋からモクモクと湯気が立ち上っているなか、テントの中ではみなさん忙しそうに開店の準備を進めていました。 |
こちらは「話そう日本語天童教室」の「骨付きカルビのほろほろ鍋」です。盛りだくさんのカルビ(ばら肉)を、ニンジンや大根と一緒にぐつぐつとアルミ製の両手鍋で煮込んでいました。 |
山形県割烹調理師会天童支部のテント前には、脚立を利用して大きなアンコウが吊るされていました。お客さんの目の前でアンコウをさばき、「包丁人直伝あんこう鍋」の具材にしたようです。今年はこのほかにもう1種類「黒毛和牛塩しゃぶ鍋」も提供されました。 若手料理人の研修・研鑽(けんさん)の場として位置づけられているのか、数多くの若手料理人が2つのチームに分かれて準備作業を行っていました。 |
鍋をもりつけるどんぶり(器)には、今年もリサイクル容器が採用されています。山形県新庄市の株式会社ヨコタ東北が製造しているもので、「フィルムをはがしてリサイクル」とあるように、水洗いなしで簡単に再利用できるものです。参加団体からはイベントの運営協力員として1名ずつ派遣してもらい、大量に出てしまうどんぶり(器)の回収にあたってもらっています。イベントの開始前には、担当割り当てと仕事の内容について、綿密な説明会が行われました。
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