各参加団体のPR合戦が終わったあと、前回の鍋将軍(優勝チーム)「米沢牛とろべこ汁」(米沢商工会議所青年部)から鍋カップの返還が行われました。そして「いざ!出陣!」。妙見太鼓(みょうけんだいこ)が打ち鳴らされるなか、いよいよ「第9回平成鍋合戦」の幕が切って落とされました。 |
この日は天候が荒れに荒れ、開幕直前にはテントが飛ばされてしまうのではないかというほどの猛吹雪になりました。わたしもカメラを守るのに精一杯で、その様子を写真に収めることはできませんでした。参加団体のなかには、食材が風で飛ばされて汚れてしまったり、酒や醤油(しょうゆ)のビンが割れてしまうという被害を受けたところもあるようでした。
ところが不思議なもので、イベントが始まると風はやみ、鍋を食べるにはちょうどよい天気になりました。会場内は満員御礼で、鍋を受け取ってもテントまでたどり着くのが大変です。鍋を手にすると、ちょっとしたスペースにさがってすぐに箸をつける人たちがほとんどでした。