以下は、個人的な感想です。
良くなったなぁと思う点
- 鍋の紹介について
- 今年は各団体の鍋を紹介するチラシが配られたり、会場入り口に写真付きの案内看板が立てられたりしました。30種類以上の鍋すべてを食べるのは難しいですから、来場者にはかなり参考になったと思います。ちょっとした工夫なのですが、これまでは鍋の名前だけで判断しなければなりませんでしたから、非常にいいサービスだと思いました。
- 入場タイミングについて
- イベント開始を告げる「いざ出陣!」の前に、お客さんを会場へ入れたのは大変良かったと思います。これまでは「走らないで!」と口酸っぱく言っても、号令とともに多くの人たちが「庄内どんがら汁」などに走っていきました。これもちょっとした改善ですが、事故防止という点ではかなり有効的だと思いました。
- 第2次審査について
- メディアを活用した第2次審査のやり方は、非常に良かったと思います。メディアとうまく連携することで、イベントのPRもスムーズにおこなえると思います。来年はぜひNHKにも参加してほしいですね。
検討が必要かも?と思った点
- 来場者の入場位置について
- 昨年は会場入り口(オルゴール博物館北側)で来場者に待ってもらっていましたが、今年は「おかげ参道」のずっと手前、車道のところで止められていました。なにかトラブルが起きたのでしょうか? 昨年同様、会場入り口まで来場者を入れた方が、「おかげ参道」の各出店の売り上げアップにつながりますし、待っているお客さんも出店の商品を味わいながら待つことができるのではないかと思いました。
- 「おかげ参道」について
- 出店の配置がバラバラな印象を受けました。食べ物・飲み物のグループ、物品販売・物産展のグループに分けた方が、お客さんにとっても「優しい」のではないかと思いました。
- 販売開始について
- 「いざ出陣!」の号令の前に、販売を開始している団体がいくつか見られました。いつの間にか始まってしまうとイベントのメリハリがなくなってしまいます。ルールですので、ぜひ守って欲しいと思いました。
- 第1次審査員について
- 今年から新たにボランティアによる第1次審査がおこなわれました。市民参加という点でもこのアイデアは非常によいと思うのですが、審査員が若い人中心だったようで、「審査結果に偏りが出てしまうのでは?」と思いました。来年は、年輩の方や小学生なども含めて構成できればいいと思いました。
- 参戦鍋について
- 参加団体がグンと増えたこともあって、似たような鍋がいくつか見られました。主催者側で「あなたのところの鍋は、ほかのところの鍋と似ているからダメ!」とは言えないでしょうから、参加する側でお互いに調整するしかないと思いますが…。
- 人気投票について
- 会場の混雑緩和のためということもあって人気投票をなくしたのだと思いますが、参加体験型のイベントとしてより色を濃くするのであれば、やはり人気投票があったほうがいいかなぁと思いました。
- 抽選券の配布について
- イベント最後におこなわれる大抽選会の抽選券、昨年は容器(カップ)と引き替えに1ヶ所で配られていましたが、今年は各参加団体で配られました。しかし、少ない人数で参加している団体では、配布すること自体がムリそうでした。会場の混雑緩和のためには各団体で分散して配ってもらった方がいいのですが…。
- 除雪について
- 直前に吹雪になったりしましたから無理だったのだと思いますが、昨年の除雪は地面がみえるほど完璧だっただけに、今年はちょっと残念でした。屋外のイベントなので、こればかりは仕方がありません。転ばないような長靴を履くとか、転んでもケガしないように手袋をするとか、来場者のみなさんに注意してもらう、協力してもらうしかありませんね。
来年は区切りとなる「第10回平成鍋合戦」です。「来年は、今年食べられなかった鍋を食べてみよう」とか「最初は、今年優勝した長井商工会議所の『黒牛のすねかじり 出羽牛ぎゅう汁』に並んで、それから次に…」とか、色々考えるとイベントが待ち遠しいですよね。来年は、一体どんな新しい鍋が出てくるのか楽しみです。 |