(4) 対局前のイベント(物産展、各種コーナーなど)
引継ぎ式が終わったあと、将棋の女王(こまのじょおう)のお二人は抹茶コーナーで観光客のみなさんにお茶をふるまっていました。これまでは、戦国時代の町娘風に衣装直しして振舞い酒をおこなっていましたが、今年の人間将棋では中止されたようです。着替えの手間や階段状の観客席を上り下りすることを考えれば、こちらの形でのPRの方が良いように思いました。 |
もうすぐ出番の駒武者たち、1日目は山形県立天童高等学校のみなさんが務めました。待ち時間には、観光客や出番が終わった羽陽学園短期大学のみなさんと記念撮影をしたり、将棋ドミノコーナーで楽しむ姿がありました。1分間でどれだけの数の将棋駒を並べ、そして倒す事ができるかを競うゲームで、記録によっては「天童だけの特別賞」という看板が掲げてありました。
物産展の顔ぶれは例年とほぼ同じでしたが、天童市観光物産協会がなくなりました。その代わりに、今年は物産展エリアの一角に山形大学がPRブースを出し、小麦粉をいっさい使っていない米粉カップケーキミックスの調理実演を行っていました。
2年前(2004年)の人間将棋で協定を結んだ北海道網走市が、観光PRを兼ねて焼きホタテを販売していました。この年はなぜか雪が降り、2日目の人間将棋は会場の除雪から始まるというハプニングがあって「網走市から雪をつれてきたんだろうか?」などと冗談で思ってしまいました。しかし、思い返せば、今年も人間将棋の数日前に雪が降りました。「2度あることは3度ある」とよく言いますが、もし次も雪が降れば「網走市が人間将棋に来る年は雪が降る」というジンクスができますね(笑)
このほか、天童市国際交流協会のブースでは、姉妹都市や友好都市になっているイタリアのマロスティカ市、ニュージーランドのマールボロウ市、中国の瓦房店市などのPRやアジアの物産品を販売していました。
天童郵便局は記念ハガキなどを販売しました 北海道網走市は焼きホタテが好評でした |
|